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【1961年10月製】SEIKO Champion EGP/J15004E/手巻き 放射薄金文字盤/裏刻印1011552 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1961年10月製、SEIKO Champion EGP/J15004E。 手巻き式のムーブメントを搭載した、1960年代前半のセイコーらしい実直な一本です。 放射状に表情を持つ薄金文字盤は、光の入り方によって柔らかく色味を変え、当時の国産時計らしい控えめな品の良さを感じさせます。 ラウンドケースに細身のインデックスを合わせた姿は華美ではありませんが、日常の中で長く使われてきた時計ならではの落ち着きがあります。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 現在は分解を行い、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 外観だけでは判断できない摩耗、油の状態、サビやパーツの傷みを確認しながら、この個体にとって必要な整備方針を見極めています。 ムーブメント内部については、長年の使用と経年による汚れや油切れが想定される状態です。 分解中の写真からは、各部品を取り外しながら内部確認を進めている様子が確認できます。 現時点では、部品の欠けや大きな破損については、確認できる範囲で慎重に見ている段階です。今後、洗浄後の状態や組み上げ時の動作を見ながら、さらに判断していきます。 裏蓋には「1011552」の刻印が確認できます。 1961年10月製と読み取れる個体であり、裏蓋内側や開閉痕にも、これまで使われ、整備されながら受け継がれてきた痕跡が残っています。 こうした記録は、単なる傷みではなく、この時計が実用品として歩んできた時間を静かに物語っています。 現在の動作状態としては、整備前の段階で稼働を確認しています。 ただし、タイムグラファー測定では日差とビートエラーに大きなズレがあり、現時点で実用状態とは判断していません。 【測定結果】 ・日差:+409秒/日 ・振角:309° ・ビートエラー:5.2ms ・振動数:18,000振動 ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は確認できており、振角309°という数値から、動力伝達には一定の力強さが残っている可能性があります。 ・一方で、日差+409秒/日、ビートエラー5.2msは大きなズレであり、現時点で安定した実用状態とは言えません。 ・主な要因としては、油切れ、脱進機まわりの調整ズレ、ヒゲ持ちやテンプまわりの位置関係などが関係している可能性があります。 ・振角そのものは良好な数値が出ているため、分解清掃と注油、ビートエラー調整、歩度調整によって改善を目指せる余地があると見ています。 ・ただし、整備前提の個体であり、現段階では販売状態ではありません。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体がどこまで安定した状態へ戻るかを確認していきます。 外装についても、風防やケースの傷を含め、過度に新しく見せるのではなく、この時計が持つ時代感を残しながら整えていく方針です。 1961年という時間を背負いながら、いまなお鼓動を残していることに、このChampionらしい強さを感じます。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、44,800〜59,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1964年12月製】SEIKO Sportsman EGP/661990/手巻き 薄金文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、外装を整えたうえで、現在は精度調整の段階にあります。 1964年12月に製造された、SEIKO Sportsman EGP 661990。 手巻き式ムーブメントを搭載し、薄金色のダイヤルに金色のインデックスと針を組み合わせた、柔らかな印象を持つラウンドケースの一本です。 EGP(電気メッキ)仕様のケースは、当時の実用時計としての位置付けを持ちながらも、外観にはさりげない華やかさが加えられています。 全体として主張は控えめながら、光の当たり方によって表情が変わる文字盤と相まって、60年代らしい落ち着いた存在感を感じさせます。 外装は一定の調整を終えており、現状でも雰囲気としての魅力は十分に感じ取れる状態ですが、時間を経た個体特有の経年要素もそのまま残されています。 現在この個体は、外装の調整およびクリーニングを終え、内部の精度調整を進めている段階です。 見た目としては整えられている部分もありますが、内部については最終的な調整には至っておらず、整備工程の途中にある個体です。 文字盤には全体的に経年による細かなシミやくすみが広がっており、均一ではない質感が見られます。 針およびインデックスには変色やくすみが確認でき、当時の質感を保ちながらも時間の経過をはっきりと感じさせる状態です。 ケースはメッキの摩耗や下地の露出が見られる箇所があり、ラグやベゼル周辺には使用に伴うダメージが残っています。 風防には視認性を妨げない程度の線傷があり、角度によっては光を拾う状態です。 ムーブメントは現在も動作を確認していますが、精度としては安定しているとは言えず、調整途中の状態にあります。 駆動力自体は確保されている一方で、調整面での課題が残されています。 【測定結果】 ・日差:測定不可(動作不安定のため) ・振角:306° ・ビートエラー:3.9ms ・振動数:18,000振動(Cal.スポーツマン系 手巻き) 測定結果から見て取れる所見は以下の通りです。 ・稼働自体は確認できており、完全停止の状態ではありません ・振角は300°を超えており、駆動力としては十分な状態です ・ビートエラーが大きく、テンプの芯ズレなど調整面での課題が見られます ・日差は安定せず、現時点では実用精度としては成立していません ・油膜状態や調整不足が影響している可能性があります ・整備工程の途中段階にある個体です ・現時点では販売状態には至っていません 今後はビート調整および内部の整備を進め、動作の安定性と精度の両面を整えていく予定です。 外装に残る経年の表情と、内部のコンディションとのバランスを見極めながら、StoryWatchとして適切な状態へと導いていきます。 外装の雰囲気と内部の調整課題が同時に存在している、いまはまだ調整の途中にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、24,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1965年2月製】SEIKO Sportsman STP/661990/手巻き 薄金文字盤 |整備中
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 1965年2月製と推定される、SEIKO Sportsman 661990。 手巻き式ムーブメントCal.66系(17石)を搭載した、1960年代前半のセイコーが手がけた実用ドレスウォッチの一本です。 極めてシンプルな三針構成に、筆記体ロゴと「DIASHOCK 17 JEWELS」の表記。過度な装飾を持たず、日常に溶け込むことを前提とした設計は、当時の“誠実な時計”という思想をそのまま形にしたような佇まいです。シルバーの文字盤には経年によるわずかな変化が見られますが、全体の印象は保たれており、長く使われてきた個体ならではの落ち着きを感じさせます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。 【測定結果】 ・日差:安定範囲外 ・振角:200°未満 ・ビートエラー:1.0ms以上 (測定日:2025年12月) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は確認できているものの、精度は安定していない状態です。 ・振角が200°未満であることから、油切れや潤滑不良、内部抵抗の増加が影響している可能性があります。 ・ビートエラーも1.0ms以上とやや大きく、テンプ周辺の調整状態にばらつきがあると考えられます。 ・全体として、長期間の未整備による累積的な影響が数値に現れている状態です。 ・現段階では実用精度とは言えず、分解整備を前提とした個体と判断しています。 これらの数値は、内部の油切れや摩耗、精度低下といった状態を示すサインであり、単に「動いている」という理由だけで販売できる状態とは考えていません。 現在は、分解整備に向けた準備段階として、内部洗浄、注油、各部調整、必要に応じた部品確認を進めていきます。この個体が本来持つ軽やかな手巻きの感触と安定した歩度を取り戻せるかを見極めていく工程に入っています。 裏蓋のシリアル「5234622」から読み取れる1965年2月という製造時期を考えると、この時計はすでに半世紀以上の時間を経ています。それでもなお動作を保っていること自体が、このモデルの基本設計の確かさを示しているとも言えます。 いまはまだ整備前の状態にありますが、丁寧に手を入れていくことで、本来のリズムを取り戻す可能性を持った一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、24,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1965年12月製】SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7030/自動巻き 金縁白金文字盤/クジラ |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1965年12月製、SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7030。 自動巻きムーブメントCal.6619を搭載した、1960年代中期のセイコー実用機の中核を担う一本です。 金縁に囲まれた白金の文字盤は、柔らかな光を受けて静かに表情を変え、過度な主張をせずに存在感を放ちます。 裏蓋に刻まれたクジラ刻印とあわせ、この時代のSEIKOが持っていた機能性と信頼性への意志を感じさせる構成です。 華やかさよりも、日常に寄り添うための美しさが整えられた個体といえます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 各パーツを取り外しながら、油の状態や摩耗の有無、長年の使用による変化を確認し、この個体に必要な整備内容を見極めています。 分解中の状態からは、油の劣化や汚れの蓄積が見られる可能性があり、長期間にわたる使用と経年の影響が感じられます。 一方で、測定時の振角やビートエラーの数値から判断すると、動力伝達やテンプまわりの基本的な構成は保たれている状態と考えられます。 現時点では洗浄前であるため、細部の摩耗や接触状態については、洗浄後および組み上げ時の挙動を見ながら判断していきます。 裏蓋内側には手書きによる整備記録が確認できます。 「44.4.19」と読み取れる記載から、過去に整備が行われた履歴が残されている可能性があります。開閉痕とあわせ、この時計が実際に使用されながら手入れされてきた個体であることがうかがえます。 こうした痕跡は、単なる経年ではなく、使われ続けてきた証として静かに残っています。 現在の動作状態は稼働しており、大きな不安定さは感じられないものの、整備前の状態として調整を前提とした段階です。 【測定結果】 ・日差:−11秒/日 ・振角:240° ・ビートエラー:0.5ms ・振動数:18,000振動(Cal.6619) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は安定して確認できており、日差−11秒/日はこの年代の自動巻きとして良好な範囲です。 ・振角240°は十分な数値であり、ゼンマイの力や輪列の動力伝達は維持されている可能性があります。 ・ビートエラー0.5msも許容範囲内であり、テンプの位置関係は大きく崩れていない状態と考えられます。 ・全体として、致命的な不具合は見受けられないものの、油の劣化や潤滑状態のばらつきが残っている可能性があるため、分解清掃と再調整を前提とした整備が必要な状態です。 ・現段階では販売可能な精度状態とはせず、整備完了後の安定性を確認する必要があります。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が持つ本来の安定した動作を引き出していきます。 外装についても、この時計が積み重ねてきた時間の痕跡を活かしながら、全体のバランスを整えていく方針です。 すでに一定の鼓動を保ちながらも、さらに整えられる余白を残している段階にあります。 時間をかけて整えていく価値のある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、58,000〜79,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1966年1月製】SEIKO Champion 860 7622-9010/手巻き 銀円縁銀文字盤/タツノ/還暦 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1966年1月製、SEIKO Champion 860(7622-9010)。 手巻き式ムーブメントを搭載した、当時の実用機として設計されながらも、造形の美しさをしっかりと備えた一本です。 放射仕上げの銀文字盤に、立体的なインデックス。 シャープに伸びた針と、程よい厚みを持ったケースライン。 全体としてのバランスが非常によく、Championの中でも完成度の高い個体と言える印象を受けます。 さらに本個体は、当時の雰囲気を色濃く残したオリジナルブレスレットを備えており、時計単体としてだけでなく、装着時の一体感にも魅力があります。 現在この個体は、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 【測定結果】(18,000振動 / 手巻き) ・日差:+38秒/日 ・振り角:160° ・ビートエラー:0.1ms 測定値から読み取れる状態は以下の通りです。 ▶︎ 日差はやや進み傾向だが、大きな乱れは見られない ▶︎ 振り角は低めで、潤滑不足や経年による抵抗増加が想定される ▶︎ ビートエラーは極めて良好で、テンプ周りのバランスは整っている ▶︎ 全体として「動いている」ではなく「整って動いている」状態に近い 振り角の低さはあるものの、芯のズレや極端な不安定さは見られず、内部状態としては健全な土台を保っている印象です。 適切な分解清掃および注油・調整を行うことで、本来のパフォーマンスへ回復する余地を十分に残しています。 外装に目を向けると、ケースはエッジをしっかり残した状態で、過度な摩耗は感じられません。 ラグの面構成も崩れておらず、当時のシャープな造形を維持しています。 文字盤は比較的クリーンなコンディションで、経年による微細な変化は見られるものの、全体の印象を損なうものではありません。 風防には細かなスレが確認できますが、視認性に大きな影響はないレベルです。 裏蓋にはSEIKOの防水表記とともにタツノオトシゴの刻印が残されており、この年代らしいディテールも魅力のひとつです。 刻印の状態からも、大切に扱われてきた履歴を感じ取ることができます。 【この個体について】 この時計は、すでに“崩れている個体”ではありません。 むしろ、「整った状態で時間を止めた個体」と言える存在です。 現時点でも静かに安定した鼓動を刻んでいますが、まだ本来の姿には届いていない。 その“あと一歩手前”にあることが、この個体の価値でもあります。 整備を終えたとき、この時計は単に動くようになるのではなく、 当時の設計意図に近い状態で、再び時間を刻み始めます。 それは修理ではなく、再起動に近い感覚です。 StoryWatchとしては、この個体を「すでに良い状態の時計」としてではなく、 「完成直前の時計」として捉えています。 この先の工程によって、その印象はさらに明確なものになるでしょう。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、49,800〜69,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1966年3月製】SEIKO Sportsman Export 6602-9981/手巻き 銀文字盤/タツノ/還暦 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1966年3月製、SEIKO 6602-9981。 手巻きムーブメントCal.6602を搭載した、1960年代中期の実用機であり、還暦を迎えた一本です。 文字盤、針、ケースには長い年月の中で生まれた変化がそのまま残っており、均一ではない焼けや傷が、この個体が歩んできた時間をそのまま伝えています。整えられた美しさとは異なる、使われ続けてきた実用品としての表情が強く感じられる個体です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。稼働は確認できており、測定数値からも基本的な動力は維持されているものの、長期未整備による影響が見られるため、各部の状態を精査しながら整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、構成部品は保たれており、大きな欠損や致命的な破損は見受けられていません。振角が確保されている一方で、油の劣化や潤滑不良が進行している可能性があり、脱進機やテンプ周辺の状態を含めて確認を進めています。現時点では洗浄前のため、摩耗や接触状態については今後の工程で判断していきます。 裏蓋には「6602-9981 JAPAN F」の刻印が確認できます。内側には特筆すべき記録は残されておらず、比較的素の状態を保った個体です。開閉痕は見られますが、この時計が日常の中で使われてきた履歴として自然に受け取れる範囲です。 現在の動作状態は稼働しており、巻き上げによる動作も確認できていますが、精度および安定性の面では調整を要する段階です。 【測定結果】 ・日差:+44秒/日 ・振角:228° ・ビートエラー:1.1ms ・振動数:18,000振動(Cal.6602) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は安定して確認できており、振角228°と一定の動力は維持されています。 ・日差+44秒/日はやや進み傾向にあり、調整余地がある状態です。 ・ビートエラー1.1msは許容範囲内ですが、より安定した状態へ向けて調整が必要と考えられます。 ・グラフの安定性から、テンプの基本的な動きは保たれていると判断しています。 ・一方で、油の劣化や潤滑不足が影響している可能性があり、分解清掃と再調整が前提となる状態です。 ・現段階では整備前提の個体であり、販売状態とはしていません。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、テンプまわりおよび脱進機の調整を行いながら、この個体が本来持つ安定したリズムを引き出していきます。外装については、過度な研磨は行わず、この時計が持つ時間の痕跡を活かしながら整えていく方針です。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜39,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1966年7月製】SEIKO 5 Sportsmatic 6619-8090/自動巻き 銀文字盤 /クジラ/還暦 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1966年7月製、SEIKO 5 Sportsmatic 6619-8090。 自動巻きムーブメントCal.6619を搭載した、1960年代後半の5スポーツにおける中核的な一本です。 クジラマーク(WATERPROOF)期にあたる個体であり、当時の防水思想と実用性を象徴する存在です。文字盤には経年による焼けや細かな傷が見られますが、それらは長い時間の中で自然に生まれた変化として、この年代らしい表情を形作っています。 ベゼルのエッジやケースラインは比較的しっかりと残っており、全体としてバランスの取れた状態を保っている印象です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 稼働は確認できているものの、測定数値からは油の劣化や潤滑状態のばらつきが考えられるため、各パーツを取り外しながら整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、ムーブメント全体の構成は維持されており、大きな破損や致命的な損傷は見受けられていません。振角が確保されている一方で日差が大きく出ていることから、油切れや摩耗、調整状態の影響が数値に現れている可能性があります。 現時点では洗浄前であり、輪列や脱進機周辺の状態については、洗浄および組み上げ後の挙動を見ながら判断していきます。 裏蓋内側には赤インクで「47.3.12」および記号が確認できます。 昭和47年3月頃に整備または点検が行われた可能性を示す記録であり、この時計が過去に専門家の手によって維持されてきた履歴が残されています。 開閉痕とあわせ、実用品として使われ続けてきた時間の積み重ねが感じられます。 現在の動作状態は稼働しており、一定の安定性は確認できていますが、精度面では調整を要する段階です。 【測定結果】 ・日差:+119秒/日 ・振角:219° ・ビートエラー:0.3ms ・振動数:18,000振動(Cal.6619) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は安定して確認できており、振角219°と一定の動力は維持されています。 ・ビートエラー0.3msは許容範囲内であり、テンプの基本的な位置関係は整っている状態と考えられます。 ・日差+119秒/日は大きく、現時点では実用精度としては調整が必要な状態です。 ・油の劣化や潤滑不良、摩耗の影響が日差に現れている可能性があります。 ・致命的な損傷は見受けられないため、分解清掃と再調整により改善が見込まれる状態です。 ・現段階では整備前提の個体であり、販売状態とはしていません。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が持つ本来の安定した動作を引き出していきます。 外装についても、この時計が積み重ねてきた時間の痕跡を活かしながら整えていく方針です。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、58,000〜79,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1966年10月製】SEIKO Sportsman Export 6602-7030/手巻き 銀文字盤/タツノ/還暦 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、外装を整えたうえで、現在は精度調整の段階にあります。 1966年10月に製造された、SEIKO Sportsman Export 6602-7030。 いまから60年という時間を経て、ちょうど還暦という節目に差し掛かる一本です。 手巻き式ムーブメントを搭載し、銀文字盤に端正なバーインデックスを配したラウンドケース。 華やかさではなく、日常の中で自然に馴染むような落ち着いた佇まいを持っています。 裏蓋にはタツノオトシゴの刻印。 当時の輸出仕様として用意されたこの意匠は、海を越えて使われることを前提に生まれた証でもあり、どこか遠くから戻ってきたような静かな背景を感じさせます。 外装は一定の整備を終え、全体として整った印象に仕上がっています。 ただし、それは“新品のように整えた”という意味ではなく、時間を重ねてきた質感を残しながら、今の時代でも受け取れる状態に整えたという位置づけです。 現在この個体は、外装の調整およびクリーニングを終え、内部の精度調整を進めている段階です。 見た目としての印象はすでに整っていますが、内部については最終的な仕上げを残しており、整備工程の途中にあります。 文字盤には穏やかな経年変化が広がり、光の当たり方によってわずかな表情の違いが現れます。 針やインデックスには軽いくすみが見られますが、当時の質感を保ったまま落ち着いた状態です。 ケースはクリーニングによって輪郭が整えられており、ラグのラインも自然に残されていますが、細かなスレや打痕は確認できます。 風防は視認性を確保した状態に整えられているものの、角度によっては薄い線傷が見受けられます。 ムーブメントは現在も稼働しており、基本的な動作は確認できています。 ただし精度については調整途中の段階であり、最終的な安定性にはもう一段の仕上げが必要と判断しています。 【測定結果】 ・日差:+8秒/日 ・振角:262° ・ビートエラー:2.8ms ・振動数:18,000振動(Cal.6602系 手巻き) 測定結果から見て取れる所見は以下の通りです。 ・稼働自体は安定しており、測定は問題なく行えています ・振角は十分に確保されており、駆動力としては良好です ・ビートエラーにやや数値が出ており、姿勢差や調整の余地が残っています ・現時点でも使用は可能な範囲にありますが、精度としては未完成の状態です ・油膜状態やテンプ周辺を中心に最終調整が必要と判断しています ・整備工程の途中段階にある個体です ・現時点では販売状態には至っていません 60年という時間を経て、外装は一度整えられ、いまは内部のリズムを整えている途中にあります。 見た目だけでなく、時間を刻む機構そのものも含めて整えることで、この時計ははじめて次の持ち主へと渡せる状態になります。 還暦という節目を迎えながら、まだ調整の途中にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜39,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1966年11月製】SEIKO 5 Sportsmatic 6619-9080/自動巻き 銀文字盤/クジラ/還暦 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 各パーツの油の状態や摩耗の有無を確認しながら、この個体に必要な整備方針を見極めています。 タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。 【測定結果】 ・日差:安定範囲外 ・振角:200°未満 ・ビートエラー:1.0ms以上 (測定日:2025年12月) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は確認できているものの、精度は安定していない状態です。 ・振角が200°未満であることから、油切れや潤滑不良、内部抵抗の増加が影響している可能性があります。 ・ビートエラーも1.0ms以上とやや大きく、テンプ周辺の調整状態にばらつきがあると考えられます。 ・全体として、長期間の未整備による累積的な影響が数値に現れている状態です。 ・現段階では実用精度とは言えず、分解整備を前提とした個体と判断しています。 これらの数値は、内部の油切れや摩耗、精度低下を示すサインであり、「動いている」という状態だけでは本来の性能を発揮しているとは言えません。 現時点では販売状態とはせず、内部コンディションを整えることを優先しています。 現在は、分解整備を前提に、内部洗浄、注油、各部調整、必要に応じた部品確認を行いながら、安定した精度へと回復させる工程に入っています。 今後は整備を継続し、洗浄、組み上げ、精度調整を通じて、この個体が本来持つ安定した動作を引き出していきます。 いまはまだ途中段階にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、58,000〜79,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1966年12月製】SEIKO Champion 860 7622-8010/手巻き 銀文字盤/蓄光/タツノ/還暦/刻印 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1966年12月製、SEIKO Champion 860 7622-8010。 手巻き式のムーブメントを搭載した、1960年代中期の実用機でありながら、現在では流通量の少ない希少な存在です。 銀文字盤に蓄光付きのバーインデックスを備えた、いわゆる“860らしい顔つき”を持つ一本。 過度な装飾を持たない直線的なデザインは、当時の実用時計としての思想を色濃く残しています。還暦となる1966年12月製という点も含め、この個体が持つ背景は静かに特別な意味合いを帯びています。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入っており、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 各パーツを取り外しながら、油の状態や摩耗、経年による変化を一つひとつ見極め、この個体にとって必要な整備内容を判断しています。 分解中の状態からは、長年の使用による油切れや汚れの蓄積が見受けられる可能性があります。 輪列や受け周辺には経年に伴う変化が想定され、現時点では洗浄前のため、細部のコンディションはこれからの工程でさらに明らかにしていきます。 目視できる範囲では、大きな破損や欠損の有無を慎重に確認している段階です。 裏蓋にはタツノ(辰野)と読み取れる刻印が確認でき、過去に人の手によって整備されてきた履歴が残されています。 内側には開閉痕も見られ、この時計が単に保管されてきたものではなく、実際に使われ、必要に応じて手を入れられてきた個体であることがうかがえます。 現在の動作状態としては、整備前の段階で稼働は確認されていますが、安定した実用状態とは言えない状況です。 巻き上げや動作の感触についても、整備前特有の抵抗やばらつきがある可能性があります。 【測定結果】 ・日差:+90秒/日 ・振角:125° ・ビートエラー:0.6ms ・振動数:18,000振動(Cal.7622) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は確認できており、完全な不動ではない状態です。 ・ビートエラー0.6msは、この年代の未整備個体としては比較的整った数値であり、テンプまわりの基本的な位置関係は大きく崩れていない可能性があります。 ・振角125°は低く、油切れや内部抵抗の増加により、本来の動力が十分に伝達されていない状態が考えられます。 ・日差+90秒/日についても、現時点では安定した精度とは言えず、調整前提の数値です。 ・総合的に見て、分解清掃、注油、調整を前提とした整備が必要な状態と判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄後の各部の状態を確認しながら、注油、組み上げ、精度調整へと進めていきます。外装についても、過度に新しさを求めるのではなく、この個体が持つ経年の表情を活かしながら整えていく方針です。 1966年という時間の中で使われ続け、そしていま再び整えられようとしている過程にあります。 時間をかけて整えていく価値のある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、49,800〜69,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1969年12月製】KING SEIKO King Seiko 5625-7000/自動巻き 銀文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1969年12月製、KING SEIKO 5625-7000。 自動巻きムーブメントCal.5625Aを搭載した、毎時28,800振動のハイビートモデルです。 銀文字盤に端正なバーインデックス、「SEIKO AUTOMATIC」と「KS HI-BEAT」の表記を備えた構成は、当時の精度志向と設計思想を象徴しています。 フルケース一体型の構造とあわせ、キングセイコーらしい直線的で緊張感のある造形が保たれています。 文字盤外周には経年による変化が見られますが、それも含めて長い時間を経た個体の特徴として現れています。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 稼働および測定は可能な状態ですが、振角の低さとカレンダー機構の不具合が確認されているため、各パーツを取り外しながら整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、ローターや受け周辺に目立つ腐食は見受けられず、全体として構成は維持されています。一方で、振角が低めに出ていることから、油の劣化や潤滑不良、内部抵抗の増加が影響している可能性があります。 カレンダー機構については、停止位置の不良が見られるため、切替機構周辺の摩耗や調整状態を含めて確認を進めています。 現時点では洗浄前であり、各部の接触状態や摩耗については今後の工程で判断していきます。 ケース内側には「15.10.28 P.Y」「17.11.14.Y」と読める手書きの記載が確認できます。 いずれも過去の整備履歴を示す可能性があり、この時計が一定の周期で点検・整備を受けてきた個体であることがうかがえます。 開閉痕とあわせ、長期にわたり使用されてきた履歴が残されています。 現在の動作状態は稼働しており、タイムグラファーでの測定も可能ですが、機構面に課題を残した状態です。 【測定結果】 ・日差:+6秒/日 ・振角:162° ・ビートエラー:0.3ms ・振動数:28,800振動(Cal.5625A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働および継続測定は確認できています。 ・日差+6秒/日は数値上は安定しているものの、振角162°と低く、内部状態としては余力が不足している状態です。 ・ビートエラー0.3msは良好で、テンプの基本的な位置関係は維持されています。 ・振角の低さから、油切れや潤滑不良、輪列や脱進機周辺の抵抗増加が考えられます。 ・カレンダー機構には明確な不具合があり、日付送り動作に異常が見られます。 ・現段階では整備前提の個体であり、実用・販売状態ではないと判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、輪列および脱進機の調整に加え、カレンダー機構の修正を行いながら、安定したハイビートとしての動作を取り戻せるかを確認していきます。 外装についても、文字盤の状態を含めたこの個体の履歴を尊重しながら整えていく方針です。 本来のリズムへと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、98,000〜128,000円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、98,000〜128,000円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1971年8月製】SEIKO 5 SPORTS 6309-8690/自動巻き 青文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1971年8月製、SEIKO 5 SPORTS(6309-8690)。 自動巻きムーブメント「6309A」を搭載した、70年代スポーツラインの中核を担うモデルです。 この個体の魅力は、まず文字盤の色合いにあります。 深みのあるブルーが光の加減によって黒へと溶けるように変化し、外周のブルーリングと赤い秒針が絶妙なコントラストを生み出しています。 派手さではなく、“静かな存在感”。 この時代のSEIKO 5 SPORTSらしい、実用機としての美しさがしっかりと残っています。 現在この個体は、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 【測定結果】(21,600振動 / 自動巻き) ・日差:+17秒/日 ・振り角:276° ・ビートエラー:2.8ms 測定値から読み取れる状態は以下の通りです。 ▶︎ 日差は安定した実用域に収まっている ▶︎ 振り角276°は非常に良好で、動力効率は高い状態 ▶︎ ビートエラーはやや大きめだが、調整余地のある範囲 ▶︎ 波形は安定しており、内部の状態は総じて健全 特に振り角276°という数値は、この年代の個体としてはかなり優秀であり、 ゼンマイ・輪列・油膜状態が良好に保たれていることを示しています。 一方でビートエラーは2.8msとやや大きめで、テンプの芯ズレや微調整の余地が残されている状態です。 オーバーホール時にここを整えることで、さらに精度と安定感が向上することが見込まれます。 裏蓋内には「11,9,30.KA」と記された手書きのメモが確認されており、 過去にメンテナンスを受けていた痕跡として、この個体の状態の良さと自然に結びつきます。 外装については、ケースに年代相応の小傷は見られるものの、面の立ち方は崩れておらず、全体のバランスは非常に良好です。 過度な研磨感はなく、当時のフォルムがしっかりと残っています。 風防には擦れが見られますが、視認性を大きく損なうレベルではなく、整備工程において調整・交換の判断が可能です。 針・インデックスの夜光は均一に経年変化しており、自然なエイジングとしてまとまりのある印象です。 ブレスレットもケースとの一体感を損なわない雰囲気を保っており、全体として“作られた綺麗さ”ではなく、“整った経年”を感じさせます。 【この個体について】 この時計は、すでに完成に近い状態にあります。 大きく崩れている部分はなく、むしろ細部の調整によって精度と完成度を引き上げていく段階です。 言い換えると、 “もともと良かった個体を、さらに整える仕事”。 外観・内部ともにバランスが取れており、 長く使われてきた時間と、それを支えてきた状態の良さが自然と伝わってきます。 派手な個体ではありませんが、使い続ける中でじわじわと良さが染みてくるタイプの一本です。 StoryWatchとしては、この個体を “仕上げによって完成度を高めていく時計”として扱っています。 完成はすぐそこまで来ています。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、35,800〜49,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1971年12月製】SEIKO 5 ACTUS 6106-7520/自動巻き 薄水色文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1971年12月製、SEIKO 5 ACTUS 6106-7520。 自動巻きムーブメントCal.6106Aを搭載した、1970年代初期のACTUSらしい軽快さを持つ一本です。 薄水色のサンバースト文字盤は、光の入り方によってやわらかく表情を変え、同年代のアクタスの中でも穏やかな印象を残す個体です。 ラグレスに近い小ぶりなケースフォルムとあわせ、日常の中で自然に使われることを前提とした設計が感じられます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 稼働は確認できているものの、測定数値からは潤滑状態や調整面に課題が見られるため、各パーツを取り外しながら状態の精査と整備方針の見極めを行っています。 分解中の状態からは、油の劣化や汚れの蓄積がある可能性が見受けられます。 振角が確保されている個体ではありますが、長年の使用に伴う潤滑不良や摩耗の影響が動作に現れている状態と考えられます。 現時点では洗浄前のため、細部の摩耗や接触状態については、洗浄後および組み上げ時の挙動を見ながら確認していきます。 確認できる範囲では大きな破損や欠損は見受けられていません。 裏蓋内側には「50.12.28 TM」と読める記載が確認できます。 昭和50年12月28日に整備が行われた可能性を示す記録であり、この時計が過去に手を入れられながら使われてきた履歴を物語っています。 開閉痕とあわせ、実用品としての時間の積み重ねが静かに残されています。 現在の動作状態は稼働していますが、精度および安定性の面では調整を要する段階です。 【測定結果】 ・日差:+65秒/日 ・振角:258° ・ビートエラー:1.1ms ・振動数:21,600振動(Cal.6106A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は安定して確認できており、振角258°と十分な数値が出ています。 ・日差+65秒/日は大きめであり、現時点では実用精度としては調整が必要な状態です。 ・ビートエラー1.1msは許容範囲内ですが、より安定した状態へ向けて調整余地があります。 ・振角が確保されている一方で日差が進み方向に出ていることから、油切れや潤滑不良、摩耗の影響が考えられます。 ・致命的な損傷は見られないため、分解清掃と適切な調整により改善が見込まれる状態です。 ・現段階では整備前提の個体であり、販売状態とはしていません。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来持つ安定した動作とリズムを引き出していきます。 外装についても、文字盤の色味と全体の雰囲気を損なわないよう配慮しながら整えていく方針です。 すでに鼓動は保たれているものの、本来の状態へ向けて整えられている過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1972年2月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 青銀文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1972年2月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻きムーブメントCal.7019Aを搭載した、1970年代初期のACTUSらしい軽快な実用機です。 青みを帯びた銀文字盤は、光の角度によって表情を変え、落ち着きと個性が同居する印象を持ちます。ラウンドケースにシャープなインデックスを組み合わせた構成は、当時の若年層向けラインとしてのACTUSらしいバランスを感じさせます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。リューズのプッシュ操作に不具合が見られるため、カレンダー機構を含めた内部の挙動を一つずつ確認しながら、整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、大きな破損や致命的な欠損は見受けられていません。地板やローターの状態からは、長年実用されてきた個体であることがうかがえます。一方で、振角の低さや測定数値から、油の劣化や潤滑不良、内部抵抗の増加が影響している可能性があります。現時点では洗浄前のため、細部の摩耗や接触状態については、今後の工程で確認していきます。 裏蓋内側には経年相応の擦れや開閉痕が見られます。明確な整備記録は確認できないものの、この時計が長い時間の中で使われ、点検されてきた履歴が静かに残されています。 現在の動作状態は稼働していますが、精度および操作面に課題が見られる段階です。 【測定結果】 ・日差:+72秒/日 ・振角:約135° ・ビートエラー:5.8ms ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・自動巻きによる稼働は確認できています。 ・振角約135°と低く、動力伝達において力感が不足している状態です。 ・日差+72秒/日は大きく、安定した精度とは言えません。 ・ビートエラー5.8msも大きく、テンプ周辺の調整状態にばらつきがある可能性があります。 ・リューズのプッシュ操作不良とあわせ、カレンダー機構周辺に抵抗や調整不良があると考えられます。 ・全体として、油切れや潤滑不良に加え、機構面の調整が必要な状態です。 ・現段階では整備前提の個体であり、実用・販売状態ではないと判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げを行いながら、プッシュ操作不良の原因を特定し、精度と操作性の両面を整えていきます。外装についても、この個体が持つ経年の表情を活かしながら、全体のバランスを見て仕上げていく方針です。 いまはまだ途中段階にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1972年5月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7070/自動巻き 銀文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1972年5月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7070。 自動巻きムーブメントCal.7019Aを搭載した、1970年代初期のACTUSらしい実用機の一本です。 ラウンドケースに端正なインデックスを組み合わせた構成は、当時のセイコーが目指した日常使いのためのデザインをよく表しています。銀文字盤は光の当たり方によって穏やかに表情を変え、派手さはないものの、長く使われることを前提とした落ち着きが感じられます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。稼働は確認できているものの、測定結果からは潤滑状態や内部抵抗に課題が見られるため、各パーツを取り外しながら整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、構成部品は保たれており、致命的な破損や不自然な改変は見受けられていません。長年の使用に伴う油の劣化や汚れの蓄積が想定され、振角が低めに出ている要因として、輪列や脱進機周辺の抵抗増加が影響している可能性があります。現時点では洗浄前であり、摩耗や接触状態については今後の工程で確認していきます。 裏蓋内側およびケース内部には経年による汚れや酸化が見られます。開閉痕とあわせて、この時計が日常の中で使われ、点検を受けながら受け継がれてきた履歴が静かに残されています。 現在の動作状態は稼働しており、日付・曜日の送り動作も確認できています。ただし、精度および振角の面では調整を要する段階です。 【測定結果】 ・日差:進み傾向あり(安定せず) ・振角:数値は出るものの低め ・ビートエラー:測定値にばらつきあり ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は安定して確認できており、カレンダー機構も正常に動作しています。 ・一方で振角が低く、動力伝達において十分な余力が出ていない状態です。 ・日差も進み方向で安定せず、精度としては調整が必要な段階です。 ・油切れや潤滑不良、内部摩耗の影響が数値に現れている可能性があります。 ・短期的な使用は可能と考えられるものの、長期的な安定性は確保されていません。 ・分解清掃と再調整を前提とした個体であり、現段階では販売状態とはしていません。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来持つ安定した動作とリズムを引き出していきます。外装についても、文字盤の状態と全体の雰囲気を損なわないよう配慮しながら整えていく方針です。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1972年5月製】SEIKO 5 SPORTS TIMER 7017-8000/自動巻き 黒文字盤/オリジナルブレス |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1972年5月製、SEIKO 5 SPORTS TIMER(7017-8000)。 自動巻きクロノグラフムーブメント「7017A」を搭載した、70年代セイコースポーツラインを象徴する一本です。 ブラックダイヤルにオレンジのクロノグラフ針。 外周にはタキメータースケールが配され、視認性と機能性を両立したデザイン。 さらに、クッションケース特有の厚みと丸みを帯びたフォルムが、当時の“道具としての時計”らしい存在感をしっかりと伝えてきます。 本個体は、オリジナルのブレスレットが装着された状態で残っており、ケースとの一体感も非常に良好です。 70年代スポーツモデルにおいて、この条件はそれだけで価値の一部を構成すると言っても過言ではありません。 現在この個体は、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 【測定結果】(21,600振動 / 自動巻き) ・日差:−75秒/日 ・振り角:257° ・ビートエラー:4.0ms 測定値から読み取れる状態は以下の通りです。 ▶︎ 日差は遅れ傾向だが、歩度の乱れは比較的少ない ▶︎ 振り角は十分に確保されており、動力伝達は健全 ▶︎ ビートエラーは大きく、テンプの芯ズレまたは調整ズレが明確に存在 ▶︎ 全体として「力強く動いているが、バランスが崩れている状態」 この個体のポイントは、振り角がしっかり出ている点にあります。 これはゼンマイや輪列の状態が大きく崩れていない証拠であり、ムーブメントの基礎体力は十分に残っている状態です。 一方で、ビートエラー4.0msという数値は明確な調整領域を示しており、長期間メンテナンスが行われていなかった可能性が高いと判断できます。 適切なオーバーホールおよびテンプ調整を行うことで、7017A本来のスムーズで安定した歩度へと回復する余地は大きく、 “整備によって一気に化けるタイプの個体”と言えるでしょう。 外装コンディションについては、ケースに年代相応のスレや小傷は見られるものの、エッジラインはしっかりと残っており、面構成も崩れていません。 過度な研磨が入っていない自然な状態で、オリジナルの雰囲気をしっかり保っています。 風防には細かなスレ傷が確認できますが、視認性を大きく損なうものではなく、必要に応じて交換・研磨の選択が可能なレベルです。 文字盤・針についても、経年変化は見られるものの、スポーツモデルとしての雰囲気を損なうようなダメージは感じられません。 【この個体について】 この時計は、「完成された状態で残っている個体」ではありません。 むしろ、“本来の状態に戻る直前で止まっている個体”です。 すでに力強く動き続けるだけのポテンシャルは備えている。 あとはバランスを整えるだけで、その性能と魅力が一気に引き出される段階にあります。 7017Aというムーブメントの特性上、整備後の変化ははっきりと現れます。 それは単なる精度の改善にとどまらず、「使いたくなる時計」へと印象が変わる感覚です。 StoryWatchとしては、この個体を「現状で完成された時計」としてではなく、 “整備によって本来の姿を取り戻す直前の時計”として位置付けています。 この一本は、仕上がった瞬間に評価が変わるタイプです。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、198,000〜318,000円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1972年7月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 薄水色銀文字盤/オリジナルブレス |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1972年7月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻きムーブメントCal.7019Aを搭載した、ACTUSシリーズの中でも日常使いを意識した設計が色濃く残る一本です。 薄水色を帯びた銀文字盤は、光の当たり方によって柔らかく色調を変え、落ち着きの中に軽やかさを感じさせます。 ラウンドケースにバーインデックス、無駄のない針構成というシンプルな組み合わせは、1970年代初頭のACTUSらしい実用性と若々しさを併せ持っています。 オリジナルブレスが装着されている点も含め、この個体の持つ当時の雰囲気が比較的素直に残っている印象です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。各パーツを取り外しながら、油の状態や摩耗、動作不良の要因を一つずつ確認し、この個体に適した整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、振角が出ていた個体である一方、油切れや潤滑不良による影響が蓄積している可能性が考えられます。 現時点では洗浄前であり、部品の細かな摩耗や接触状態についてはこれからの工程でさらに確認していきますが、目視できる範囲では大きな破損や欠損は見受けられていません。 今後、洗浄および組み上げ後の挙動をもとに、精度面の改善余地を判断していきます。 裏蓋内側には明確な整備記録やスタンプは確認されていません。 開閉痕や内部の汚れからは、長期間にわたり日常の中で使用されてきた履歴が感じられ、近年における分解整備の痕跡は読み取れない状態です。 現在の動作状態は稼働していますが、精度および安定性の面では大きな調整を要する段階です。 【測定結果】 ・日差:−801秒/日 ・振角:336° ・ビートエラー:6.0ms ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働自体は確認できており、振角336°と高い数値が出ています。 ・一方で日差−801秒/日、ビートエラー6.0msは大きく、現時点では安定した精度状態とは言えません。 ・振角が高い状態で日差とビートエラーが崩れていることから、脱進機周辺やテンプまわりの調整不良、ヒゲの偏りなどが影響している可能性があります。 ・油切れや潤滑状態の不均一による影響も考えられ、分解清掃および再調整が前提となる状態です。 ・現段階では実用には適さず、整備完了後の状態確認が必要と判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来持つ安定した自動巻きとしての動作へどこまで回復するかを確認していきます。外装についても、過度に手を加えるのではなく、この個体が持つ雰囲気を活かしながら整えていく方針です。 すでに動き出しているものの、まだ本来のリズムには至っていない段階あります。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、41,800〜46,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1972年12月製】SEIKO 5 SPORTS TIMER 7015-7010/自動巻き 黒文字盤 /オリジナルブレス |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1972年12月製、SEIKO 5 SPORTS TIMER(7015-7010)。 自動巻きクロノグラフ「7015」を搭載した、70年代セイコーのスポーツラインを象徴する一本です。 同時代の6139系とは異なり、この7015系はよりコンパクトで、実用機としての軽快さと精悍さを併せ持っています。 ブラックダイヤルにシルバーインデックス、そこに走るクロノ秒針のコントラストは、当時の“計測する道具”としての美しさをそのまま残しています。 現在この個体は、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 裏蓋内側には「Z.N.21.1.18」と記された手書きのメモが確認されており、 過去に整備が行われていた痕跡として、この個体のコンディションの良さと自然に結びつきます。 【測定結果】(21,600振動 / 自動巻きクロノグラフ) ・日差:−17秒/日 ・振り角:137° ・ビートエラー:0.0ms 測定値から読み取れる状態は以下の通りです。 ▶︎ 日差はやや遅れ傾向ながら実用範囲内 ▶︎ 振り角は低めで、油膜劣化または駆動抵抗の影響が見られる ▶︎ ビートエラー0.0msは極めて優秀で、芯ズレがほぼ無い状態 ▶︎ 波形は安定しており、機構としてのバランスは良好 特にビートエラー0.0msという数値は、この年代のクロノグラフとしては非常に優秀で、 テンプ周りの状態や組み付け精度の良さが感じられます。 一方で振り角137°という数値は、内部の油の劣化や摩擦抵抗の増加を示唆しており、 オーバーホールによって本来の駆動効率を取り戻す余地がしっかりと残されています。 外装については、ケース・ベゼルともに年代相応の使用感は見られるものの、 エッジは大きく崩れておらず、当時のフォルムを保ったバランスの良い状態です。 タキメーターベゼルの表記も視認性を保っており、 ガラス越しに広がる多層構造のダイヤルは、このモデル特有の奥行きをしっかり感じさせます。 インナースケールの配置や色使い、クロノ秒針の動きは、 “測るための時計”としての思想がそのままデザインに落とし込まれています。 ブレスレットも当時の雰囲気を損なわない構成で、ケースとの一体感があり、全体として完成度の高い外観を形成しています。 【この個体について】 この時計は、数値以上に“素性の良さ”を感じさせる一本です。 ビートエラーが整っている個体は、 整備を行った際の仕上がりも素直に伸びていく傾向があります。 現状では振り角が抑えられているものの、 これは裏を返せば「整備によって本来の性能を引き出せる余白が残っている状態」。 言い換えると、 “仕上げることで完成度が一段上がる個体”。 外観の雰囲気、内部のバランス、そして過去の整備痕跡。 それらが揃っているからこそ、この一本には安心して手を入れていける確信があります。 StoryWatchとしても、 “整備によって本来のキレを取り戻すクロノグラフ”として、丁寧に仕上げていく予定です。 完成したとき、この時計はきっと、見た目以上に“気持ちよく使える一本”になります。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、198,000〜318,000円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。 気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1973年1月製】SEIKO 5 ACTUS 6160-7590/自動巻き カット青文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1973年1月製、SEIKO 5 ACTUS 6160-7590。 自動巻きムーブメントを搭載した、1970年代らしい実用性とデザイン性を併せ持つ一本です。 ブルーの文字盤は角度によって表情を変え、上に重なるカットガラスと相まって独特の奥行きを生み出しています。 ラウンドケースに収められたこの構成は、当時の量産実用機でありながら、視覚的な個性をしっかり持ったモデルです。 ACTUSらしい日常使いを前提とした設計の中に、時代特有の遊び心が感じられます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 長年の使用によって蓄積された油の状態や汚れ、摩耗の有無を確認しながら、この個体に適した整備方針を見極めています。 分解中の写真からは、各パーツを取り外しながら確認を進めている様子が見受けられます。 現時点では洗浄前の状態であり、内部には油切れや汚れの付着がある可能性がありますが、確認できる範囲では大きな腐食や致命的な破損は見受けられていない印象です。 今後の洗浄工程と組み上げ時の挙動を見ながら、より詳細な判断を行っていきます。 裏蓋内側については、大きなサビや腐食は確認されていない状態です。 開閉痕は見られますが、これは過去に整備や点検が行われてきた痕跡であり、この時計が実際に使われながら維持されてきたことを示しています。 現在の動作状態は不動です。日付変更機構は作動しており、カレンダー機構自体は機能していることが確認できますが、駆動系としての連続稼働は確認できていません。 【測定結果】 ・日差:測定不可(不動のため) ・振角:測定不可(不動のため) ・ビートエラー:測定不可(不動のため) ・振動数:21,600振動(Cal.6160) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・現時点では不動であり、安定した稼働状態には至っていません。 ・日付変更が可能であることから、カレンダー機構や一部の輪列は機能している可能性があります。 ・不動の要因としては、油切れ、汚れによる抵抗増加、または脱進機周辺の動作不良などが考えられます。 ・大きな腐食が見られない点から、分解清掃と適切な注油、調整によって再稼働に至る可能性は残されている状態です。 ・いずれにしても、現段階では整備前提の個体であり、実用には適さない状態と判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、再稼働の可否と安定性を確認していきます。 外装についても、使用傷を含めたこの個体の履歴を活かしながら、全体のバランスを整えていく方針です。 働き続けてきた痕跡を残しながら、いま再び動き出す準備に入っている段階にあります。 いまはまだ途中段階にある一本です。 再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1974年7月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 銅文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1974年7月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻きムーブメントCal.7019Aを搭載した、1970年代中期のACTUSらしい実用性を備えた一本です。 銅色の文字盤は、光の当たり方によって赤銅色から深いブラウン寄りの色味へと表情を変えます。ラウンドケースに端正なバーインデックスを合わせた構成は、日常使いの時計でありながら、落ち着いた存在感を持っています。この個体は、文字盤の色味そのものが強い印象を残す一本です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。動作している個体ではありますが、測定数値からは内部抵抗や調整ズレが考えられるため、分解を行いながら整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、長年の使用による油の劣化や汚れの蓄積がある可能性があります。現時点では洗浄前であり、細かな摩耗や接触状態については今後の工程で確認していきますが、確認できる範囲では大きな欠損や致命的な破損は見受けられていません。振角の低さを踏まえると、輪列や脱進機まわりの抵抗、潤滑状態の低下が影響している可能性があります。 裏蓋内側には「S55.5.4」と読める記載が確認できます。昭和55年5月4日頃に何らかの整備や点検を受けた可能性があり、この時計が使われながら手を入れられてきた履歴を示す痕跡として残っています。開閉痕も含め、実用品として過ごしてきた時間が静かに感じられます。 現在の動作状態は稼働しています。連続稼働は確認できていますが、振角が低く、精度面にも調整余地があるため、現時点では安定した実用状態とは判断していません。 【測定結果】 ・日差:+62秒/日 ・振角:158° ・ビートエラー:4.5ms ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は確認できており、完全な不動ではありません。 ・一方で振角158°は低く、油切れや汚れ、内部抵抗の増加が影響している可能性があります。 ・日差+62秒/日は進み方向に大きく、現時点では実用精度とは言えない状態です。 ・ビートエラー4.5msも大きく、テンプまわりや脱進機周辺の調整が必要と考えています。 ・動作自体は確認できていますが、整備前提の個体であり、現段階では販売状態ではないと判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来持つ安定した動作へどこまで戻るかを確認していきます。銅文字盤の表情を大切にしながら、実用性と雰囲気のバランスを見て整えていく方針です。 いまはまだ途中段階にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1974年8月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7350/自動巻き カット青文字盤 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 この一本は、1974年8月製・SEIKO 5 ACTUS(7019-7350)。 特徴的なのは、立体的なカットガラスと、深く澄んだ青文字盤の組み合わせです。 光の入り方によって表情を変えるダイヤルは、静かでありながら強い存在感を放ち、 1970年代のSEIKOが持っていた「実用時計の中の美意識」を感じさせてくれます。 ケースの状態も比較的良好で、目立つのは使用に伴う小傷程度。 外装だけを見れば、すぐにでも販売できそうなコンディションに見える個体です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 裏蓋内側には 「54.10.4 ?」 と読み取れる過去の記録が残されており、長い年月の中で一度は手を入れられ、 使われ続けてきた時計であることがうかがえます。 一見すると元気に動いているように見えたため、念のためタイムグラファーで測定を行いました。 【測定結果】 日差:-806秒前後 振角:279度 ビートエラー:3.3ms ビート数:21,600振動(Cal.7019) ▶︎ 測定についての所見 稼働自体は安定しているものの、日差が大きく、内部抵抗や油の劣化が強く疑われる状態です。 外装の印象とは裏腹に、ムーブメントは確実に疲れが蓄積しており、 このまま使用を続けることは本来この時計が持つリズムを損なう可能性があります。 すぐに手放すこともできた個体ですが、 測定結果を見たことで「今、きちんと整えてあげるべき一本」だと判断しました。 再生プランを進行し、 外装の美しさにふさわしい、心身ともに整った状態へ。 StoryWatchとして、 この時計が本来持つ静かな精度と、美しい鼓動を取り戻した姿で次の持ち主へ引き継ぐ予定です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1974年9月製】SEIKO 5 ACTUS 6106-8660/自動巻き 緑文字盤 |未整備
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1974年9月製、SEIKO 5 ACTUS 6106-8660。 自動巻きムーブメントCal.6106A(25石)を搭載した、1970年代中期のアクタスらしい実用機です。 深い緑のサンバースト文字盤は、光の角度によって濃淡を変えながら広がり、当時の若年層向けラインであったACTUSの意匠を象徴するような存在感を持っています。 ラウンドケースに厚みを持たせた構成は、実用性と耐久性を重視した設計でありながら、視覚的な印象にも強く残る一本です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 動作は確認できているものの、測定値からは潤滑状態や調整面に課題が見られるため、各パーツを取り外しながら状態の精査と整備方針の見極めを行っています。 分解中の状態からは、全体として構成部品は維持されており、大きな欠損や致命的な破損は確認されていません。 内部には経年による油の劣化や汚れの蓄積が見られる可能性があり、振角の数値からも輪列や脱進機周辺に抵抗が生じている状態が考えられます。 現時点では洗浄前のため、細部の摩耗や接触状態については今後の工程で確認していきます。 裏蓋には「492404」の刻印が明瞭に残されており、製造期を示す情報がはっきりと読み取れます。 内側には開閉痕が見られ、これまでの使用や整備の履歴を静かに伝える痕跡として残っています。 現在の動作状態は稼働しており、テスト中に停止は確認されていません。 ただし、精度および振角の面では調整を要する段階です。 【測定結果】 ・日差:+45秒/日 ・振角:175° ・ビートエラー:3.3ms ・振動数:21,600振動(Cal.6106A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・稼働は安定して確認できており、連続動作も維持されています。 ・日差+45秒/日は大きなズレではないものの、現時点では実用精度としては調整余地がある状態です。 ・振角175°はやや低く、油切れや汚れ、摩擦増加の影響が出ている可能性があります。 ・ビートエラー3.3msは大きめであり、テンプの位置関係や脱進機周辺の調整が必要と考えられます。 ・致命的な損傷は見られないため、分解清掃と再調整によって改善が見込まれる状態です。 ・現段階では整備前提の個体であり、販売状態とはしていません。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来持つ安定した自動巻きとしての性能を引き出していきます。 外装についても、この時計が持つ色味や経年の雰囲気を活かしながら整えていく方針です。 すでに動作は保たれているものの、本来の状態へ向けて整えられている過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1974年9月製 】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060 自動巻き 焼銀文字盤|整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1974年9月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻きムーブメントCal.7019Aを搭載した、1970年代中期のACTUSらしい実用機の一本です。 落ち着いた焼銀調の文字盤は、光の当たり方によって静かに表情を変え、控えめながら奥行きのある印象を残します。ラウンドケースにバーインデックス、細身の針構成というシンプルな設計は、当時のACTUSが持っていた日常使いのための合理性と整った造形を感じさせます。外装の傷が比較的少なく、全体として素直な状態を保っている点も、この個体の特徴です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入り、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。現状では不動のため、まずは内部の動作不良の要因を特定し、整備方針を見極めています。 分解中の状態からは、構成部品は保たれており、大きな腐食や致命的な破損は見受けられていません。長期間の停止による油切れや固着、潤滑状態の低下が動作に影響している可能性があります。現時点では洗浄前であり、輪列や脱進機周辺の抵抗状態については、洗浄および組み上げ後の挙動を見ながら判断していきます。 裏蓋内側には「M 53.1.23」と読める赤字の記載が確認できます。昭和53年1月23日頃に整備または点検が行われた可能性を示すものであり、この時計が過去に人の手によって維持されてきた履歴を残しています。開閉痕とあわせて、長い年月の中で使われながら手入れされてきた個体であることがうかがえます。 現在の動作状態は不動です。稼働の確認はできておらず、安定性の評価も行えない段階です。 【測定結果】 ・日差:測定不可(不動のため) ・振角:測定不可(不動のため) ・ビートエラー:測定不可(不動のため) ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・現時点では稼働が確認できておらず、動作は停止しています。 ・安定性や精度の評価はできない状態です。 ・停止の要因としては、油切れ、長期停止による固着、脱進機周辺の抵抗増加などが考えられます。 ・目視範囲では致命的な破損は見受けられないため、分解清掃および調整による再稼働の可能性は残されています。 ・いずれにしても整備前提の個体であり、現段階では実用・販売状態ではないと判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げを行ったうえで、再稼働の可否と安定性を確認していきます。外装についても、この個体が持つ落ち着いた雰囲気を損なわないよう配慮しながら整えていく方針です。 いまはまだ途中段階にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年11月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 茶灰濃淡文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1976年11月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻きムーブメントを搭載したACTUS後期世代の一本で、濃淡のある茶灰色の文字盤が印象的な個体です。 光の角度によって表情を変えるこの文字盤は、派手さを抑えながらも奥行きのある色味を持ち、1970年代らしい落ち着きと実用性が同居しています。 ラウンドケースに収められたシンプルな構成は、日常使いのための時計として設計されたACTUSらしい佇まいを残しています。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入っており、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 各パーツを取り外しながら、油の状態や摩耗の有無、動作不良の要因となり得る箇所を一つずつ確認し、この個体に適した整備方針を見極めています。 分解中の写真からは、Cal.7019系ムーブメントの構成が保たれていることが確認できます。 現時点では洗浄前の状態であり、長期間停止していたことを示すような油切れや汚れの蓄積が想定されますが、目視できる範囲では致命的な破損や大きな欠損は見受けられていません。 今後、洗浄後の状態および組み上げ時の挙動を見ながら、より詳細な判断を行っていきます。 裏蓋内側については、明確な整備記録やスタンプは確認されていません。 開閉痕は見られますが、これは過去に点検や整備が行われてきた可能性を示すものであり、この時計が実際に使用されてきた履歴の一部として受け取ることができます。 現在の動作状態は不動です。リューズ操作については大きな違和感は感じられず、巻き上げや操作系は機能している印象ですが、駆動としての連続した稼働は確認できていません。 【測定結果】 ・日差:測定不可(不動のため) ・振角:測定不可(不動のため) ・ビートエラー:測定不可(不動のため) ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・現時点では稼働が確認できておらず、安定した動作状態には至っていません。 ・リューズ操作に問題が見られないことから、操作系統は維持されている可能性があります。 ・不動の要因としては、油切れによる抵抗増加、輪列や脱進機周辺の固着などが考えられます。 ・致命的な破損が見受けられない点から、分解清掃と適切な注油、調整によって再稼働に至る可能性は残されている状態です。 ・いずれにしても整備前提の個体であり、現段階では実用には適さないと判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来の自動巻きとしてのリズムを取り戻せるかを確認していきます。 外装についても、使用による痕跡を活かしながら、全体のバランスを整えていく方針です。 長く止まっていた時間の中から、再び動き出す準備に入っています。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
