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【1976年2月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-5010/自動巻き TV緑文字盤 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 7019系ムーブメントを搭載した、いわゆる“TVケース”と呼ばれる独特のフォルムが魅力のアクタス。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 外観の擦れ・傷から想像するとややコンディションが不安になる第一印象ですが、実際の測定を行うと 予想を大きく裏切る挙動 を示した一本です。 タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。 【測定について】 タイムグラファー測定では—— ・日差:-620秒/日前後(大きく乱れた値) ・振り角:174° ・ビートエラー:0.3ms と、グラフ上では 点列がほとんど水平に揃わず“崩れた帯状”の表示 になりました。 7019ムーブメントでは典型的な潤滑油切れ・テンプの可動抵抗増加・輪列の汚れなどが重なると、このような「極端な日差」と「帯状ノイズ」が発生することがあります。 しかしポイントはここから。 ビートエラーがわずか0.3msに収まっていることから、テンプの中心位置やヒゲゼンマイの偏りは意外にも軽微で「根本的な調速機構は生きている=再生可能性が十分にある個体」 と判断できます。 振り角174°は低めですが、これは 洗浄・注油・輪列調整だけで大きく改善が見込める範囲。 つまり今回の数値は「壊れている」というより、 『長く眠っていたことでメンテナンス不足がそのまま数値に現れている状態』 と言えます。 【総評】 外観コンディションと数値のギャップが非常に興味深い一本で、 “不調に見えるが、実は素直な構造とポテンシャルを秘めた7019ムーブである” という典型例。 TVケース独特の存在感、深いグリーンの文字盤、7019ムーブ特有のシンプルで扱いやすい設計。 再生後にはこの年代らしい魅力が確実に蘇る可能性があります。 今後のオーバーホールで ・輪列洗浄 ・注油 ・テンプ可動部のクリアランス調整 ・姿勢差の確認と再調整 を行うことで、実用レベルへの復帰が充分期待できる個体です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年6月製】SEIKO 5 ACTUS 6306-8020/自動巻き 銀文字盤 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 1976年製の5アクタスは、シリーズ後期にあたる時代で、ロゴ表記が“SEIKO ACTUS”へ変更された世代です。ダイヤルの仕立てはシンプルながら洗練され、70年代初期とは異なる大人びた雰囲気があります。 また、この6306-8020は 曜日クイックチェンジがプッシュ式から変更された期間のモデルであり、操作性にも過渡期特有の変化が見られます。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 裏蓋には 『KS H.5.1.21 A』 の記載があり、過去の整備履歴を示すものと思われます。 外観は年式相応の使用感はありますが、ダイヤルの艶・インデックスの立体感がしっかり残っており、ケースフォルムもオリジナルラインが保たれています。 タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。 ■ 測定結果(Timegrapher) 日差:+15秒/日 振り角:162° ビートエラー:0.7ms テンプ周波数:21,600 A/h この個体の6306Aは、当時のセイコーが国内市場向けに展開した“中級以上の信頼性を持つ自動巻き”で、5アクタス最終期に近い時代のムーブメントです。 今回の測定では +15秒/日 と実用上十分に安定した精度を示しました。 振り角162°はやや低めですが、この年代の未OH個体では珍しくありません。 油の状態や巻き上げ効率が改善されれば、もう少し角度が上がる余地があります。 ビートエラー0.7msは許容範囲内で、実使用において問題の出る値ではありません。 総じて 「経年を考えると十分に力強く動作し、秒針の運針も滑らか」 と判断できます。 ■ この個体について 1976年製の5アクタスは、現代にはない “セイコーらしい実直さと、アクタス後期らしい落ち着いた上品さ” をどちらも感じさせてくれる一本です。 販売ラインに入れる前提としても十分魅力的で、整備後の伸びしろも期待できる個体です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年6月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-8010/自動巻き 銀文字盤/オリジナルブレス |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 本個体は1976年6月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-8010。 自動巻きムーブメントを搭載した、銀文字盤のラウンドケースモデルです。 放射感のあるシルバーダイヤルに、ACTUSらしいシャープなインデックスと実用性を重視したデザインが組み合わされ、1970年代後半のセイコーらしい機能美を感じさせます。 オリジナルブレスレットを備え、全体として過度な主張はなく、日常に自然に溶け込む一本として設計されたことが伝わってきます。 派手さよりも、長く使われることを前提としたACTUSの思想が、この個体にも素直に表れています。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 現時点で稼働は確認できているものの、精度測定において安定性が得られておらず、このまま販売段階へ進める状態ではないと判断しています。 ムーブメント内部は、長年使われてきた時計として自然な経年感を伴いつつも、極端な汚れや深刻な損耗は見受けられません。 過去に人の手が入ってきた形跡があり、その都度調整や使用を重ねながら、今日まで受け継がれてきた流れが感じ取れます。 ──そんな時間の積み重ねを内包した個体です。 【測定結果】 ・日差:測定不可 ・振角:測定不可 ・ビートエラー:測定不可 ・振動数:21,600振動(Cal.7019系) 稼働は確認できているものの、姿勢や巻き上げ状態によって挙動が変化し、ビートが安定しないため、現時点では正確な測定値を提示できません。 ・自動巻きによる稼働自体は確認できている ・測定中の安定性に欠け、数値が定まらない状態 ・現段階では販売可能なコンディションとは判断していない ・油切れや経年による抵抗、脱進機やテンプ周りの調整不足などが影響している可能性を想定している 今後はムーブメント全体の状態をあらためて確認したうえで、オーバーホールを実施し、本来のリズムを取り戻せるかを見極める予定です。 外装については、経年相応の小傷はあるものの、無理な美化は行わず、この個体が歩んできた時間を尊重した仕上げを考えています。 すべての工程を終え、安定した精度が確認できた段階で、販売可否を最終判断します。 本来の調子を取り戻してから、次の持ち主へ託したい、そんな一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、41,800〜46,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年7月製】SEIKO 5 ACTUS 6306-8020/自動巻き 緑文字盤/オリジナルブレス |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 1976年7月製造の後期アクタスで、6306系ムーブメントを搭載した一本。 緑文字盤が放つ深みのある経年変化が美しく、70年代後半の“シンプル・ドレス系アクタス”として魅力的な一本です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 裏蓋には整備痕跡が確認でき、過去にしっかりメンテナンスを受けてきた履歴を持つ個体と読み取れます。 タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。 【測定結果について】 本個体は ムーブメントの作動自体は確認できるものの、タイムグラファーでの安定した波形が得られず「日差測定不可」 となった一本です。 6306系ムーブメントは堅牢で耐久性に優れますが、45年以上経過した個体では、油膜の劣化・摩耗・巻真周りのトルク伝達の不均一・アンクル周辺のクリアランス変化などにより、センサーが拾う信号が乱れ、測定不能となるケースがあります。 今回も波形が拾えず、 RATE(歩度) AMPLITUDE(振り角) BEAT ERROR ともに数値が確定しない状態でした。 しかし、ここで重要なのは 「測定不可=動作不良」ではない という点です。 実際のチェックでは *手巻きおよび自動巻きに反応し、テンプの振動は視認できる *秒針の動きも肉眼で確認でき、停止と動作を繰り返すような症状はなし *過去の整備痕跡(裏蓋の記載あり)から、一定のメンテナンス歴ありと推測 つまり、“走ることは走る”が、計測レベルでは数値が安定しない=要再整備候補としての判断となります。 ▶︎ プロ視点での考察 * 6306は同年代の他シリーズに比べて丈夫な一方、テンプのエネルギー伝達がシビアで、油切れや埃噛みで波形が乱れやすい特徴があります。 *日差が取れない場合は ①油の劣化 ②アンクル・ガンギ車の汚れ ③テンプの振れ幅不足 ④受石周りの摩耗 このあたりが主要因として挙げられます。 * 数値が安定しないため「現在の精度保証は不可」と判断するのが誠実です。 そのうえで、 “再整備前提で、今後の伸びしろを感じさせるヴィンテージムーブメント” という位置付けになります。 【この個体について】 今回の測定では正確な数値が得られなかったものの、これは6306特有の“要整備サイン”とも言え、オーバーホールによって本来のポテンシャルを十分に取り戻せる余地を残した一本です。 ヴィンテージを“未来に繋ぐ一本”として再生する楽しさが詰まった、そんな魅力のあるアクタスです。
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【1976年10月製】SEIKO 5 ACTUS 6306-8030/自動巻き 茶文字盤 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 外装は長い年月を物語るように汚れや錆が見られ、裏蓋も固着気味で開封に苦労した個体。 しかし、ムーブメントを確認するとその印象は一変。予想を裏切る “健康体” の数値を示した、まさに隠れた良品といえる一本です。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。 【測定結果】 *日差:+18 秒/日 *振角:234° *ビートエラー:2.2 ms *振動数:21,600 ▶︎ プロ視点での分析 *ケース周りの錆び・汚れが強く、第一印象は“状態難”の一本。 しかし、ムーブメント内部は想像以上に良好で、テンプの力強さも確か。 *振角 234° はこの年代の 6306 としては十分に実用圏。 むしろ 外装の印象とのギャップを考えると「よくここまで維持されていた」と驚くレベル。 *ビートエラーは 2.2ms とやや大きめですが、許容範囲。調整次第で改善が見込めるポイントでもある。 総合的に見ると、“外観コンディションと内部コンディションの乖離が大きい典型例”。 汚れによるマイナス印象に惑わされず、測定と観察を通して本質を見抜く楽しさを感じられる個体。 【この個体について】 外装は長い年月による汚れでマイナス評価を受けやすいものの、ケースやラグには深い傷がほとんどなく、クリーニング次第で化けるポテンシャルを秘めた一本。 そして何よりムーブメントの状態が良いことが最大の魅力。 まさにヴィンテージの“掘り出し物”的存在です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年10月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 焼銅文字盤 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 Cal.7019A搭載・21,600振動。 光の角度でブロンズからスモーキーブラウンへと表情を変える焼銅文字盤。 1970年代らしい空気感をまとった、実に味わい深い一本です。 風防・ケースには擦り傷が多く、使い込まれた外装コンディション。 「日常で本気で使われてきた」ことが伝わる個体です。 しかし― 機械は、いまも元気に鼓動しています。 リューズ動作は良好。 巻き上げ・針回しともにスムーズ。 現在も安定して自走を確認しています。 【測定結果】(平置き) ・日差:+23秒/日 ・振角:231° ・ビートエラー:0.0ms ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) *測定環境により変動あり ▶︎ 所見 ・日差は実用域内 ・振角231° → 現状としては良好な数値 ・ビートエラー0.0ms → テンプ芯の状態は非常に素直 ・歩度線も大きく乱れていない ・外装の使用感に対し、内部状態は健全な印象 この外装コンディションでエラー0.0msは評価できます。 芯がしっかりしている個体です。 【整備履歴について】 裏蓋内側に 『H4 3/14』 の記載あり。 平成4年3月14日(1992年)にオーバーホールまたは点検を受けた可能性が高いと考えられます。 約30年前に一度きちんと手が入っている個体。 完全ノーメンテナンス放置個体ではない、という安心材料のひとつです。 現在は整備中。 販売前に分解洗浄・注油・最終調整を実施予定です。 この個体は、 “綺麗なACTUS”ではありません。 ですが、 使われ、整備され、また使われてきた歴史が残るACTUSです。 傷はあります。 けれど芯は強い。 磨き過ぎず、消し過ぎず。 機械としての精度だけを整えて送り出したい一本です。 これは「保存品」ではなく、 “生き続けてきた個体”。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年11月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 茶灰濃淡文字盤 |整備中
¥999,999
整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。 1976年11月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻きムーブメントを搭載したACTUS後期世代の一本で、濃淡のある茶灰色の文字盤が印象的な個体です。 光の角度によって表情を変えるこの文字盤は、派手さを抑えながらも奥行きのある色味を持ち、1970年代らしい落ち着きと実用性が同居しています。 ラウンドケースに収められたシンプルな構成は、日常使いのための時計として設計されたACTUSらしい佇まいを残しています。 現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 すでに分解工程に入っており、ムーブメント内部の状態確認を進めている段階です。 各パーツを取り外しながら、油の状態や摩耗の有無、動作不良の要因となり得る箇所を一つずつ確認し、この個体に適した整備方針を見極めています。 分解中の写真からは、Cal.7019系ムーブメントの構成が保たれていることが確認できます。 現時点では洗浄前の状態であり、長期間停止していたことを示すような油切れや汚れの蓄積が想定されますが、目視できる範囲では致命的な破損や大きな欠損は見受けられていません。 今後、洗浄後の状態および組み上げ時の挙動を見ながら、より詳細な判断を行っていきます。 裏蓋内側については、明確な整備記録やスタンプは確認されていません。 開閉痕は見られますが、これは過去に点検や整備が行われてきた可能性を示すものであり、この時計が実際に使用されてきた履歴の一部として受け取ることができます。 現在の動作状態は不動です。リューズ操作については大きな違和感は感じられず、巻き上げや操作系は機能している印象ですが、駆動としての連続した稼働は確認できていません。 【測定結果】 ・日差:測定不可(不動のため) ・振角:測定不可(不動のため) ・ビートエラー:測定不可(不動のため) ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) ▶︎ 測定結果に対する所見 ・現時点では稼働が確認できておらず、安定した動作状態には至っていません。 ・リューズ操作に問題が見られないことから、操作系統は維持されている可能性があります。 ・不動の要因としては、油切れによる抵抗増加、輪列や脱進機周辺の固着などが考えられます。 ・致命的な破損が見受けられない点から、分解清掃と適切な注油、調整によって再稼働に至る可能性は残されている状態です。 ・いずれにしても整備前提の個体であり、現段階では実用には適さないと判断しています。 今後は分解整備を継続し、洗浄、注油、組み上げ、精度調整を行いながら、この個体が本来の自動巻きとしてのリズムを取り戻せるかを確認していきます。 外装についても、使用による痕跡を活かしながら、全体のバランスを整えていく方針です。 長く止まっていた時間の中から、再び動き出す準備に入っています。 本来の状態へと戻していく過程にある一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年12月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 淡銅銀文字盤/新印 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 1976年12月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 70年代らしい実用性と合理性を体現した、自動巻きスタンダードモデルです。 柔らかく光を受ける淡い銅味を帯びたシルバーダイヤルに、シンプルなバーインデックス。 そこに配された「SEIKO ACTUS」のロゴと、デイデイト表示が、このモデルの実用時計としての立ち位置を明確にしています。 華美ではないものの、日常に寄り添う落ち着いた存在感が魅力の一本です。 ケースには全体的に使用感が見られ、ベゼル周辺にはメッキの劣化や腐食も確認できます。 風防にも擦り傷があり、インナーリング周辺のくすみも含め、長年使われてきたリアルな経年が刻まれています。 現在この個体は、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。 ムーブメントはCal.7019A、21石の自動巻き。 ローターや輪列の状態は視認上大きな損傷は見られないものの、測定値からはエネルギー不足と姿勢差の影響が強く出ており、内部油分の劣化や抵抗増加が推測されます。 裏蓋内側には過去の整備記録と思われる手書きのメモが残されており、この時計が実用機として繰り返し使われてきた履歴を感じさせます。 【測定結果】 ・日差:-89秒/日 ・振角:160° ・ビートエラー:0.0ms ・振動数:21,600振動(Cal.7019A) 所見 ・現状は遅れ傾向が強く、精度は安定していない ・振角は低めで、ゼンマイのトルク伝達が弱い状態 ・ビートエラーは良好で、芯出し自体は問題なし ・油切れや輪列の抵抗増加が主因と考えられる ・現時点では販売基準には未到達 今後は分解洗浄を実施し、輪列・自動巻き機構を含めた全体のコンディションを整えたうえで、本来の安定した精度へと仕上げていきます。 外装については過度な再生は行わず、この個体が持つ“使われてきた時計”としての表情を残しながら、清潔感のある状態へ整える予定です。 華やかさではなく、日常の中で確かに時を刻み続けてきた一本。 その役割を、もう一度しっかりと果たせる状態に整えてから、お届けしたいと考えています。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
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【1976年2月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 銀文字盤 |未整備
¥999,999
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。 1976年2月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。 自動巻き、Cal.7019Aを搭載した21石モデルです。 1970年代中盤のACTUSらしい、実用性と軽快さを備えた一本。 放射仕上げの銀文字盤に、細身のバーインデックスを組み合わせたシンプルな構成は、派手さを抑えながらも、当時のセイコーらしい誠実なデザインバランスを感じさせます。 この個体は現在稼働中ですが、未整備状態での確認となります。 タイムグラファー測定では、 ・日差 -205秒前後 ・振角352° ・ビートエラー9.9ms を記録しています。 振角は非常に高く、ゼンマイの力強さや輪列の動き自体には勢いが感じられる一方、ビートエラーは大きく、現状では安定した実用精度には至っていません。 今後の整備によって、姿勢差や歩度の安定化を進めていく必要がある状態です。 文字盤は全体として比較的整った印象を保っています。 銀文字盤特有の柔らかな光の反射も残っており、ACTUSロゴやインデックスの視認性も良好です。 一方で、風防には全体的に擦れ傷が見られ、ケース外周には経年に伴う腐食や傷みが確認できます。 裏蓋内側には『61.3.12 C』と思われる手書き記録が残されており、過去に整備や点検が行われていた痕跡として、この時計が長く使われ続けてきた歴史を感じさせます。 【現在の状態】 ・現在稼働中 ・日差 -205秒前後 ・振角352° ・ビートエラー9.9ms ・風防に擦れ傷あり ・ケース外周に腐食・経年傷あり ・未整備状態 まだ販売水準に達した完成個体ではありません。 しかし、未整備だからこそ見えてくる“機械としての個性”や、“過去から受け継がれてきた痕跡”があります。 ここから整備を重ね、どこまで本来の姿へ戻っていくのか。 そんな再生途中の時間ごと楽しめる一本です。 【再生について】 StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。 必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。 整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。 【想定価格帯】 予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。 【価格の考え方】 価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。 【ご案内】 現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
