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【1971年1月製】KING SEIKO King Seiko 45-7001/手巻き 金箱金縁黒棒白文字盤/メダリオン |未整備

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【1971年1月製】KING SEIKO 45-7001/手巻き 金箱金縁黒棒白文字盤/メダリオン |未整備

未整備|この時計は、まだ手を加えていない状態で保管されています。

1971年1月製、KING SEIKO 45-7001。

手巻き式のCal.4500Aを搭載した、45系KING SEIKOの一本です。

白銀色の文字盤に、金色のケース、針、インデックスを組み合わせた仕様。

細かな放射仕上げの文字盤には、中央に黒いラインを入れた金色のバーインデックスが配され、12時位置にSEIKO、6時位置にKSとHI-BEATの表記が置かれています。

ケースはラウンドを基本としながら、張り出したラグと面を意識した造形によって、正面から見ても輪郭のはっきりとした姿をしています。

華やかな金色をまといながら、文字盤そのものは装飾を抑えたノンデイト。

45系KING SEIKOらしい端正さが、この個体にも残されています。

裏蓋中央には金色のKSメダリオン。

経年による傷や使用感は見られますが、KSの文字と意匠は確認できる状態です。

現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。

仕入れ時点で稼働していた個体ですが、まずは手を加える前の状態を確認し、その姿を記録しています。

外装だけでなく、ムーブメントが現在どの程度動いているのか。

オーバーホールや調整を行う前だからこそ確認できる「素の状態」を残したうえで、整備へ進めるためです。

もちろん、現状の数値をもって実用状態と判断しているわけではありません。

この個体についても、整備を前提として取り扱っています。

## ムーブメント・裏蓋の状態

裏蓋を開けると、Cal.4500Aの手巻きムーブメントを確認できます。

ムーブメントには、

25 JEWELS
SEIKO
4500A
JAPAN

の表記が確認できます。

写真で確認する範囲では、ムーブメント全体に著しい錆や大きな腐食は見られません。

一方、現在は未分解の状態であり、内部の油の状態や部品の摩耗については、この段階では判断していません。

裏蓋内側には「45-7001 JAPAN A」の刻印とともに、赤色で書かれた文字のような痕跡が残っています。

何を意味するものかは現在の状態から判読できないため、その内容については断定しません。

こうした人の手が入った痕跡も含め、現時点では使われてきたままの状態を残しています。

## 【測定結果】

・日差:-91秒/日
・振角:315°
・ビートエラー:1.3ms
・振動数:36,000振動(Cal.4500A)

未整備状態でタイムグラファーにて測定した参考値です。

## 【測定結果に対する所見】

・現状、手巻きによる稼働を確認しています。
・振角は315°を示しており、測定時点では十分な振りを確認できています。
・一方、日差は-91秒/日、ビートエラーは1.3msを示しており、精度面では調整を必要とする状態です。
・タイムグラファーの描線にも乱れが見られるため、現状の数値のみをもって安定した実用状態とは判断していません。
・油の状態、各部の汚れや摩耗、脱進機を含む調整状態などが数値に影響している可能性があります。
・現段階では原因を断定せず、分解・洗浄・注油を含む整備を行ったうえで、改めて状態を確認する必要があると判断しています。

## 今後の整備について

この45-7001は、StoryWatchでは整備前提の個体として扱います。

現在の振角だけを見ると、しっかりと動いている時計に見えます。

しかし、未整備のヴィンテージウォッチでは「動いていること」と「整った状態で動いていること」を分けて考える必要があります。

今回、あえて日差-91秒/日、振角315°、ビートエラー1.3msという整備前の数値をそのまま残しているのも、そのためです。

外装についても、ケースや裏蓋には長い使用による傷や経年変化が確認できます。

風防にも傷が見られます。

一方で、白銀文字盤、黒いラインを持つ金色のインデックス、KSメダリオンなど、この個体を形づくる要素は現在もしっかり確認できます。

どこまで整え、どの痕跡を残すのか。

内部の状態とあわせて一つずつ確認しながら、StoryWatchとして整備を進めていきます。

1971年1月。

毎時36,000振動という高速で時を刻む45系KING SEIKO。

約55年を経た今、その時計が整備される直前にどのような姿で、どのように動いていたのか。

完成した姿だけではなく、その手前にある状態まで記録しておくことも、古い時計と向き合うひとつの方法だと私は考えています。

これから手を入れることで、本来の姿が見えてくる一本です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、184,000〜188,000円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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