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【1966年1月製】SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7020/自動巻き 銀点放射白銀文字盤/還暦 |未整備

¥999,999($6,322.60)

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【1966年1月製】SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7020/自動巻き 銀点放射白銀文字盤/還暦 |未整備

未整備|この時計は、まだ手を加えていない状態で保管されています。

1966年1月製、SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7020。

自動巻きムーブメントを搭載した、初期のSEIKO 5 Sportsmaticです。

白銀を基調とした文字盤には、中心から光が広がるような放射仕上げが施され、その外周には細かな装飾的パターンが巡らされています。

細身のバーインデックスとシャープな時分針、3時位置には曜日・日付を並べたデイデイト表示。

12時側には筆記体の「Seiko Sportsmatic」と5のエンブレム、6時側には「WATERPROOF」「DIASHOCK 21 JEWELS」の表記が残されています。

ラウンドケースに細身のラグを組み合わせた姿も含め、1960年代半ばのSEIKOらしい端正さの中に、文字盤外周の意匠による華やかさを持った個体です。

そしてこの時計が製造されたのは1966年1月。

2026年に製造から60年を迎える、StoryWatchで「還暦個体」として扱う一本でもあります。

裏蓋中央には、この時代のSportsmaticを象徴するクジラの意匠が残されています。

現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。

仕入れ時点で残されていた状態を尊重し、オーバーホールを行う前に、外装だけでなくムーブメントがどのような状態にあるのかを確認し、記録するためです。

今回は特に、外から見ただけでは分からない不具合が内部確認によって見つかっています。

その状態も隠さず、整備前の「素の状態」として残しておきたいと考えました。

この個体は現在、不動です。

ムーブメントを確認すると、自動巻き機構を含む内部には使用・経年に伴う汚れや付着物が見られます。

さらにテンプ周辺を確認したところ、テンプ受けの受け石が欠品している状態を確認しました。

また、ムーブメント内部には本来固定されているネジが外れている箇所も確認しています。

このため、現段階では単純な油切れや歩度調整の問題として扱うことはできず、欠品部品を含めた内部確認が必要な状態です。

一方、裏蓋内側には「6619-7020」「JAPAN A」の刻印が確認できます。

今回確認した範囲では、判読可能な手書きによる整備記録は確認できません。

ケースや裏蓋には長年の使用による擦れや傷があり、ケース内部周辺にも経年による汚れや付着物が残されています。

これらについても現段階では手を加えず、使われてきたままの状態として記録しています。

【測定結果】

・日差:測定不可
・振角:測定不可
・ビートエラー:測定不可
・振動数:18,000振動(Cal.6619系)

不動のため、タイムグラファーによる歩度測定は行えていません。

【測定結果に対する所見】

・現状では稼働を確認できていません。
・不動のため、動作の安定性についても確認できない状態です。
・現状のままで実用品として扱うことはできません。
・内部確認では、テンプ受け石の欠品とネジが外れている状態を確認しています。
・これらが不動に関係している可能性はありますが、現段階では原因をそれだけに限定せず、分解後に輪列、脱進機、自動巻き機構、潤滑状態、各部の摩耗などを含めて確認する必要があります。
・長期間の使用による油切れや潤滑状態の悪化、部品の摩耗などが併存している可能性もあるため、欠品部品への対応だけではなく、ムーブメント全体を確認する整備前提の個体と判断しています。

StoryWatchでは、この6619-7020を整備前提の個体として取り扱います。

今回は不動という結果だけではなく、その時計を開けたことで確認できた「テンプ受け石の欠品」「外れたネジ」という状態も含めて、整備前の記録として残します。

ヴィンテージウォッチでは、文字盤やケースの姿だけでは、その時計が過ごしてきた時間のすべてを知ることはできません。

裏蓋を開け、機械の状態を確認して初めて見えてくるものがあります。

特に今回のような個体では、動かない時計をただ不動品として終わらせるのではなく、どこに問題が残されているのかを確認し、その状態から整備を始めることそのものが大切だと考えています。

1966年1月から60年。

放射仕上げの白銀文字盤、外周に残された装飾、Sportsmatic 5の表記、そしてクジラの刻まれた裏蓋。

その外側に残された時間だけでなく、機械の内側に残された状態まで記録し、還暦を迎えた今、これからもう一度時を刻むために向き合っていく一本です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、44,800〜49,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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