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【1961年10月製】SEIKO Sportsman J15005E/手巻き 市松絹目文字盤 |未整備

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【1961年10月製】SEIKO Sportsman J15005E/手巻き 市松絹目文字盤 |未整備

未整備|この時計は、まだ手を加えていない状態で保管されています。

1961年10月。

東京オリンピックを目前に控え、日本のものづくりが勢いを増していた時代に製造された一本です。

SEIKO Sportsman J15005E。

17石手巻きムーブメントを搭載したスポーツマンシリーズで、最大の特徴は、市松模様と横方向の絹目仕上げを四分割で組み合わせた個性的な文字盤です。

光の当たり方によって異なる表情を見せるこの意匠は、シンプルなスポーツマンの中でもひときわ印象的で、当時の文字盤づくりへのこだわりが感じられます。

シャープなバーインデックスとドルフィンハンドを組み合わせた端正なデザインに、コンパクトなラウンドケースが調和した、1960年代らしい上品な一本です。

未整備の理由

現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。

入手当時の状態を保ちながら、整備前の姿をStoryWatch Archiveとして記録するためです。

長い年月を歩んできた時計が、どのような状態で受け継がれてきたのか。

その過程も、この時計の物語の一部だと考えています。

今後、分解整備・調整を行う予定です。

ムーブメント・ケース内部

搭載ムーブメントは17石手巻きムーブメント。

受けには経年相応のくすみが見られるものの、目立った錆や腐食は確認できず、全体としては比較的良好な保存状態です。

ケース内部にも大きな腐食は見られず、裏蓋内側には過去の整備を示すと思われるサービスマークが確認できます。

測定結果

【測定結果】

・日差:-988秒/日

・振角:245°

・ビートエラー:5.4ms

・振動数:18,000振動/時(Cal.436)

現状について

・現在は稼働を確認しています。

・振角は245°と十分な数値を維持しています。

・一方で日差は大きく進み、ビートエラーも5.4msと大きな値を示しています。

・精度調整だけでは改善が難しく、分解整備やテンプ周辺の点検・調整が必要になる可能性があります。

・現状のままで実用することは推奨できず、オーバーホールを前提とした状態です。

StoryWatchより

StoryWatchでは、こうした整備前の状態も一本ごとの記録として残しています。

年月を重ねた時計がどのような状態で受け継がれ、これからどのように再生されていくのか。

その歩みもまた、この時計が刻んできた時間の一部です。

整備を経て新たな時を刻み始める前の姿を伝える、StoryWatch Archiveの一本です。

【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、55,800〜59,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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