【1963年1月製】SEIKO Champion 15036E/手巻き 経年優美文字盤/EGP |
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【1963年1月製】SEIKO Champion 15036E/手巻き 経年優美文字盤/EGP |未整備
未整備|
この時計は、いま物語の途中にあります。
1963年1月製、SEIKO Champion 15036E。
手巻き19石ムーブメントを搭載した、1960年代前半のチャンピオンシリーズです。
柔らかなシルバー文字盤は、60年以上という歳月の中で少しずつ表情を変え、いまでは唯一無二の風合いを纏っています。
中心から広がる放射仕上げは現在も残り、その上に重なる穏やかな経年変化が、この個体だけの景色を作り出しています。
華美ではありませんが、長い年月を歩んできた時計だからこそ生まれた美しさがあります。
細身のケースと立体感あるインデックス、筆記体の「Seiko Champion」ロゴも、この時代らしい上品な佇まいです。
ケースには使用に伴う小傷やEGP特有の経年変化が見られますが、全体のシルエットは保たれており、ヴィンテージらしい雰囲気を十分に楽しめる状態です。
現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。
仕入れ時そのままの姿を記録し、この時計が再び時を刻み始めるまでの過程もStoryWatchの物語として残しています。
ムーブメントは19石手巻き。
現時点では不動品のため、動作確認およびタイムグラファー測定は行えていません。
目視ではムーブメント内部に著しい錆や破損は確認できず、比較的良好な保存状態を保っている印象です。
ただし、不動の原因については油切れやゼンマイ系統、輪列機構、脱進機周辺など複数の可能性が考えられます。
現段階では原因を断定せず、分解点検を前提としています。
Championシリーズの19石ムーブメントは構造が素直で整備性にも優れ、適切なメンテナンスによって再び安定した性能を取り戻す個体も多く見られます。
今後は分解洗浄、各部点検、必要部品の交換、再注油、精度調整を実施し、本来の性能を引き出した状態で販売予定です。
外装についても過度な研磨は行わず、この個体が積み重ねてきた時間の痕跡を残しながら丁寧に整えていく予定です。
いまはまだ途中ですが、完成を待つ意味のある一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、ケースクリーニング、分解整備、部品交換、精度調整などを行い、安心して日常使いできる状態を目指します。
整備内容は、今後の点検結果によって変更となる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、49,800〜59,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格はChampionシリーズとしての市場価値を基準に、整備内容、交換部品の有無、文字盤コンディション、ケースの保存状態、そして経年変化が生み出した一点物の表情などを総合的に見立てています。
この個体の最大の魅力は、人工的には再現できない自然な経年美にあります。
年月そのものを文字盤が語ってくれる一本として、その価値を大切に考えています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。
静かに眠るこの時計が、再び誰かの日常で時を刻み始める日を目指し、StoryWatchでは一つひとつ丁寧に再生を進めていきます。
気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
