【1977年12月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 緑文字盤/新印/オリジナルブレス |未整備
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【1977年12月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 緑文字盤/新印/オリジナルブレス |未整備
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
1977年12月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。自動巻きムーブメント「Cal.7019A」を搭載したモデルです。
深みのあるグリーンサンレイ文字盤に、立体感のあるバーインデックスを組み合わせた一本。光の当たり方によって濃緑から鮮やかなエメラルドグリーンへと表情を変え、1970年代後半らしい華やかさを感じさせます。
ACTUSロゴやデイデイト表示とのバランスも良く、新印ケース特有の丸みを帯びたフォルムと相まって、当時のSEIKOらしい実用性とデザイン性が調和した個体です。
外装には経年使用による小傷やケース周辺の汚れ、裏蓋やケース内部にはサビ跡やパッキン跡が確認できます。
一方で、文字盤の色味は良好に保たれており、このモデルの魅力である鮮やかなグリーンを十分に感じられる状態です。
オリジナルブレスレットも残されており、当時の雰囲気を今に伝えています。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
7019Aは適切な潤滑と調整によって本来の性能を発揮するムーブメントです。
現状の測定結果からも、分解点検と整備が必要な状態と判断しています。
ムーブメントは21石、Cal.7019A。目視の範囲では大きなサビや破損は確認できませんが、経年による使用感は見られます。
稼働は確認できており、タイムグラファー上でも計測は可能な状態です。
裏蓋内側には目立った整備記録や手書きの記載は確認できず、長年使用されてきたままの状態が残されています。
【測定結果】
・日差:-431秒/日
・振角:176°
・ビートエラー:3.3ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)
所見
・稼働は確認できている
・日差は大きく遅れており、実用には適さない状態
・振角は基準値を下回っている
・ビートエラーは大きく、歩度の安定性にも課題が見られる
・油切れや潤滑不足、テンプ・脱進機周辺の抵抗など複数の要因が考えられる
・販売基準に達するためには分解整備を前提とした調整が必要と判断しています
測定結果からは、ムーブメント自体は動作しているものの、本来の性能を十分に発揮できていない状態であることが読み取れます。
原因については断定せず、分解点検によって一つひとつ確認していく予定です。
今後は分解洗浄、再注油、精度調整を実施し、7019A本来の安定した歩度と実用性を目指して整備を進めます。
外装についても過度な研磨は行わず、オリジナルの雰囲気を大切にしながらクリーニングと必要な仕上げを行う予定です。
いまはまだ途中ですが、美しいグリーン文字盤が再び日常の時間を刻む日を目指して整備を進めていく一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている魅力を損なわないことを大切にしています。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、分解整備、精度調整を行い、ヴィンテージウォッチとして安心して楽しめる状態を目指します。
整備内容は、点検結果に応じて変更となる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、42,800〜49,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は7019-7060の市場相場を基準に、整備内容、文字盤コンディション、オリジナルブレスレットの有無、外装状態などを総合的に判断して設定しています。
特にこの個体は、鮮やかなグリーン文字盤とオリジナルブレスレットが残されている点を評価しています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。
整備によってどのような表情へと仕上がるのか、その過程も含めて記録していきたいと思っています。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
