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【1961年8月製】SEIKO Sportsman 14083/手巻き 金箱金棒乳白文字盤 |整備中

¥999,999

残り1点

整備中|この時計は、いま物語の途中にあります。
 
1961年8月製、SEIKO Sportsman 14083。
手巻きムーブメントを搭載したスポーツマン初期の一本です。
乳白色の文字盤には繊細な放射仕上げが施され、金色のケースとバーインデックスが柔らかな存在感を生み出しています。
筆記体の「Seiko Sportsman」ロゴと「Diashock 17」の表記も美しく残り、1960年代初頭のセイコーらしい上品さを感じさせます。
派手さではなく、日常に寄り添う実用時計として生まれたスポーツマンらしい魅力を備えた個体です。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
現在は簡易オーバーホールを進めている段階で、ケースからムーブメントを取り外し、文字盤・針・風防・ケース内部の状態確認を行っています。
整備内容を見極めながら、今後の調整方針を確認している途中です。
ムーブメントには「SEIKOSHA 17 JEWELS」の刻印が確認できます。
受けや輪列周辺には目立つサビや腐食は見られず、年代を考えると比較的良好な状態を保っています。ネジ頭の損傷も少なく、過度な整備痕や荒れた印象は受けません。
一方でケース内部には長年の使用による汚れやパッキン劣化の痕跡が確認でき、潤滑油についても経年変化が進んでいる可能性があります。文字盤には経年による細かなスポットや変色が見られますが、全体の雰囲気を損なうものではなく、この個体が歩んできた年月を感じさせます。
裏蓋外側には
「FRONT EGP 20 MICRONS」
「BACK STAINLESS STEEL」
「14083」
の刻印が確認できます。
金張りケースらしい表記が残されており、当時の実用高級機としての位置付けを今に伝えています。
内側には判読できる整備記録やスタンプは確認できませんでしたが、開閉痕や使用痕からは長い年月の中で人の手を経てきたことがうかがえます。
現在の動作状態については可動を確認しています。
巻き上げ操作も可能で、簡易オーバーホール前の段階でも動作は確認できています。
ただし整備途中のため、最終的な精度や安定性については組み上げ後の再測定を予定しています。
 
【測定結果】
・日差:測定不可(整備途中のため)

・振角:測定不可(整備途中のため)

・ビートエラー:測定不可(整備途中のため)

・振動数:18,000振動(Cal.436系)
 
▶︎ 測定結果に対する所見
・ムーブメントの可動は確認済み

・目立つサビや腐食は確認されていない

・長期保管による油の劣化は考えられる

・精度評価は組み上げ後の再測定が必要

・現時点では整備前提の個体であり販売状態ではない
 
今後は簡易オーバーホールを継続し、洗浄・注油・組み上げを行ったうえで、精度と安定性を確認していきます。
外装についても必要以上の研磨は避け、この個体が持つ自然な風合いを残しながら整えていく方針です。
1961年生まれのスポーツマンらしい穏やかな表情を残しながら、本来の状態へと戻していく過程にある一本です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、45,800〜58,000円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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