【1965年6月製】SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7020/自動巻き 円縁銀輪薄銅文字盤/イルカ |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
1965年6月製、SEIKO 5 Sportsmatic 6619-7020。
セイコーが「5」の名を世に広め始めた頃の、自動巻きモデルです。
搭載ムーブメントはCal.6619。
実用性と耐久性を追求しながら、日本の自動巻き腕時計を大きく普及させた名機のひとつです。
本個体は薄銅色の放射文字盤に、外周へストライプ装飾を施した印象的なデザイン。
華やかさと上品さを同時に感じる、当時らしい一本です。
この個体について
現在は未整備の状態です。
自動巻きによる稼働を確認しています。
ムーブメントはCal.6619、21石。
内部を確認した限りでは大きな錆や深刻な腐食は見られず、年式を考えると比較的良好な状態を保っています。
裏蓋には初期スポーツマチック5の象徴とも言えるイルカマークが残っています。
このマークを見るだけで、思わず嬉しくなってしまう方も多いのではないでしょうか。
外装の状態
風防には全体的に擦り傷が見られます。
ケースにも経年による小傷や使用感があります。
しかし本個体最大の魅力は文字盤です。
淡い銅色にも見える独特の色合い。
中心から広がる放射仕上げ。
そして外周のストライプリング。
実用品として作られた時計でありながら、どこかドレスウォッチのような華やかさがあります。
約60年を経た現在でも十分に魅力を感じられるデザインです。
ムーブメントの状態
搭載ムーブメントはCal.6619。
スポーツマチック5初期を支えた自動巻きムーブメントです。
【測定結果】
・日差:+58秒/日
・振角:128°
・ビートエラー:0.8ms
・振動数:18,000振動
所見
・稼働確認済み
・ビートエラーは比較的良好
・振角は低い
・歩度の進みが大きい
・長期使用による油切れが推測される
・販売基準には未達
振角128°という数値からも、本来の力強さはまだ戻っていない状態です。
一方でビートエラーは比較的落ち着いており、ムーブメントそのものが完全に疲弊している印象は受けません。
適切な分解整備によって改善の余地を感じる個体です。
この個体の魅力
1965年。
東京オリンピックの熱気がまだ街に残っていた時代。
日本が高度経済成長へ向かう中で、この時計もまた誰かの腕で時を刻み始めました。
毎日巻く必要がない自動巻き。
曜日と日付を表示する便利さ。
丈夫なケース。
当時としては先進的な機能を備えた実用品でした。
そして60年近くが過ぎた今もなお、
機械は静かに動き続けています。
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。
風防には傷があります。
精度も整備が必要な状態です。
それでも、
この時計には思わず見入ってしまう表情があります。
淡い銅色の文字盤。
外周のストライプ装飾。
そしてイルカマークの裏蓋。
1965年のセイコーが持っていた遊び心が、そのまま残された一本です。
いまはまだ物語の途中ですが、
整備を終えたその先で、再び誰かの腕元を彩ってくれることを願っています。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、58,000〜79,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
