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【1970年12月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7070/自動巻き 蓄光棒銀文字盤 |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。

1970年12月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7070。
自動巻き、Cal.7019Aを搭載した21石モデルです。

放射仕上げの銀文字盤に、ブラックライン入りのバーインデックス。
インデックス外周には夜光ポイントが配され、実用時計としての機能性と70年代らしいスポーティな雰囲気を兼ね備えています。

シンプルな銀文字盤ながら、ブラックラインと夜光のコントラストが効いており、当時のACTUSらしい若々しさを感じさせる一本です。

外装には経年による小傷や擦れが見られます。
風防には全体的に傷が多く、特に中央から上部にかけて目立つ擦れや線傷が確認できます。

ケース内部にはパッキン劣化による緑青や腐食跡が見られますが、ムーブメント本体に致命的な錆や破損は確認できません。

また、裏蓋内側には『5.11.12』と思われる手書き記載が残されています。
判読できる範囲ではそのように読め、過去に整備や点検を受けた痕跡として残されています。

現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。

ムーブメントは21石、Cal.7019A。
ローター周辺やケース内部には経年による汚れや腐食跡が確認できますが、稼働は継続しており、タイムグラファー上でも安定したビートを確認しています。

【測定結果】
・日差:+81秒/日
・振角:171°
・ビートエラー:0.3ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)

所見
・稼働自体は確認できている
・ビートエラーは良好で芯は出ている状態
・振角は低く、十分なトルクが出ていない
・日差は進み傾向が大きい
・油切れや潤滑不足の可能性が高い
・販売基準には未達

ビートエラー0.3msという数値は良好ですが、振角171°は本来の7019Aとしては低めの状態です。
テンプの姿勢は比較的整っている一方で、ゼンマイの伝達効率や潤滑状態の低下が疑われます。

また、ケース内部には湿気侵入の痕跡も確認できるため、今後の分解点検ではパッキン周辺や巻上機構も含めて確認を行う予定です。

今後は分解洗浄、再注油、テンプ・脱進機周辺の点検調整を実施し、本来の振角と安定性を取り戻したうえで販売予定です。

外装についても、過度な研磨は行わず、当時の雰囲気を残しながら整えていく方針です。

いまはまだ途中ですが、半世紀以上の時間を越えて再び動き続けようとしている一本です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。

【想定価格帯】
予定販売価格は、34,800〜44,800円前後を想定しています。

【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル性、文字盤コンディション、ケース状態なども踏まえて見立てています。

【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。
気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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