【1971年1月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7070/自動巻き 銀文字盤 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
1971年1月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7070。
自動巻き、Cal.7019Aを搭載した21石モデルです。
70年代初頭らしい、直線を基調としたケースフォルム。
シンプルな銀文字盤に細身のブラックライン入りインデックスを組み合わせ、ACTUSらしい軽快さと実用性を感じさせる一本です。
派手さはありませんが、この時代のACTUS特有の“日常に馴染むモダンさ”があり、当時の若者向けラインらしい空気感をしっかり残しています。
文字盤は全体として落ち着いた印象で、経年による細かな変化は見られるものの、大きく崩れた印象はありません。
針・インデックスの黒ラインも残っており、視認性の高いデザインが保たれています。
ケースには小傷や擦れ、使用感が確認できます。
裏蓋内側やケース内部には経年による汚れや軽度の腐食跡も見られ、長年使われてきた道具としての痕跡が残っています。
現在このモデルは未整備状態です。
稼働は確認できており、タイムグラファー上でもビートは継続していますが、販売基準には未達の状態です。
ムーブメントは21石、Cal.7019A。
目視の範囲では大きな破損は確認できませんが、ローター周辺やケース内部には経年による汚れや油劣化の痕跡が見られます。
【測定結果】
・日差:-23秒/日
・振角:160°
・ビートエラー:5.1ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)
所見
・稼働自体は確認できている
・日差は大きく崩れていない
・振角は低めで、十分な駆動力とは言い難い状態
・ビートエラーが非常に大きく、現状では不安定
・油切れや姿勢差、テンプ周辺の偏りなど複数要因が想定される
・販売基準には未達
特にビートエラー5.1msという数値は、テンプのセンターずれやヒゲゼンマイ周辺の不安定さなどが疑われる状態です。
現状でも動作はしていますが、本来の7019Aらしい安定性には至っていません。
今後は分解洗浄、再注油、テンプ・脱進機周辺の点検調整を実施し、ACTUSらしい軽快な動作へ整えていく予定です。
外装についても、過度に磨き込みすぎず、当時の雰囲気を残しながら整えていく方針です。
いまはまだ途中ですが、しっかり向き合う価値のある一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気や実用時計としての魅力を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、7019系ACTUSとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、文字盤コンディションやケース状態などを踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。
気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
