【1975年12月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 焼濃鉄文字盤/オリジナルブレス |未整備中
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、まだ手を加えていない状態で保管されています。
1975年12月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。
自動巻きの一本で、焼濃鉄のような深みのあるダークトーンの文字盤が印象的な個体です。
光の当たり方によって黒から鈍いグレーへと表情を変え、バーインデックスの金属的な輝きとの対比が際立ちます。
ラウンドケースにエッジを効かせたラグ形状は、この年代のACTUSらしい実用性とデザイン性の両立を感じさせます。6時位置の「21 JEWELS」と稲妻マーク、そして整ったデイデイト表示が、量産機としての完成度を静かに物語っています。
オリジナルブレスが装着されている点も、当時の佇まいを保つ重要な要素です。
現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。
仕入れ時の状態をそのまま維持することで、内部の素性や経年変化をありのままに確認できる個体として位置付けています。
整備前の状態を見極めること自体に価値を見出す一本です。
ムーブメントにはCal.7019Aが搭載されており、外観上は大きな破損は見られません。
ローターや受けには経年によるくすみや軽微な汚れが確認でき、実用されてきた痕跡が残っています。
動作は確認できており、テンプも振れている状態です。
ケース内周にはサビの進行が見られ、長年の使用環境の影響がうかがえます。
裏蓋内側には明確な手書き記録やスタンプは確認できず、整備履歴の詳細は読み取れない状態です。
【測定結果】
・日差:+45秒/日
・振角:150°
・ビートエラー:0.3ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)
・稼働自体は確認できている状態
・ビートエラーは小さく、芯の安定感は感じられる
・一方で振角が低く、動力伝達の弱さが見受けられる
・日差も大きく、精度面では調整が必要な状態
・油切れや潤滑不良、輪列の抵抗などが影響している可能性
・現時点では整備前提のコンディションと判断している
今後については、オーバーホールおよび精度調整を行った上で販売個体へ移行する検討しています。
ダークトーンの文字盤が持つ独特の雰囲気と、現状のコンディションの双方を踏まえ、この個体にどの段階で手を入れ、価値を見出そうと考えています。
StoryWatchとしては、状態を正直に開示し、その先の整備という工程をどう捉えるかも含めて提示しています。
これから整備によって本来の調子を取り戻していく、その過程ごと受け止めたい一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、41,800〜46,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
