【1965年7月製】SEIKO Sportsman Export 6602-9981/手巻き 銀文字盤/タツノ |販売中
¥29,800
残り1点
【1966年12月製】SEIKO Sportsman Export 6602-9981/手巻き 薄金文字盤/タツノマーク/還暦モデル
1965年7月。
昭和40年の夏に生まれた一本です。
高度経済成長の真っ只中。新幹線が走り始めて間もない時代、日本製腕時計が世界市場へ本格的に挑戦していた頃のSEIKOです。
この個体は、そんな時代に海外輸出向けとして製造された 【SEIKO Sportsman Export 6602-9981】
裏蓋には輸出モデルの証であるタツノオトシゴの刻印が残り、国内流通品とは少し異なる存在感を持っています。
還暦を迎える1965年生まれの方と、まったく同じ時間を歩んできた時計です。
■ この個体について
薄く上品なシャンパンゴールド文字盤。
派手な金色ではなく、半世紀以上の歳月を経て落ち着いた飴色へと変化したような柔らかな色味です。
光の角度によって銀色にも見え、金色にも見える。
当時のSEIKOが得意としていたサンレイ仕上げが美しく残っています。
インデックスはシンプルなバータイプ。
余計な装飾を省いた実用時計らしい表情がありながら、どこか品の良さも感じさせます。
ケース径約35.0mm。
現代の大型時計とは異なる控えめなサイズですが、手巻き時計らしい軽快さと装着感があります。
シャツの袖口にも自然に収まり、毎日使いたくなるサイズ感です。
■ コンディション
文字盤には経年によるわずかな変色やスポットが見られます。
特に12時周辺から2時方向にかけて、半世紀以上を過ごしてきた証ともいえるエイジングが確認できます。
ただし全体の雰囲気を損なうほどではなく、むしろヴィンテージらしい味わいとして残っています。
インデックスや針は年代を考慮すると良好な状態です。
ケースには小傷や打痕、経年による使用感がありますが、フォルムはしっかり保たれています。
ラグの造形も綺麗に残っており、当時のスポーツマンらしいシャープな印象を感じられます。
風防もメンテナンスしています。
視認性も良く、気兼ねなくお使いいただける状態へ整えています。
■ ベルトについて
新品のブラック型押しレザーベルトを装着しています。
クラシックなシャンパンゴールド文字盤との相性も良く、フォーマルからカジュアルまで幅広く合わせていただけます。
■ ムーブメント・整備状態
Cal.6602A 手巻き17石を搭載。
SEIKOが量産機として成熟期を迎えた頃のムーブメントで、シンプルながら堅実な設計が魅力です。
本個体はStoryWatchにて簡易オーバーホールを実施。
ケース内外清掃、ムーブメント点検、注油、歩度調整を行っています。
巻き上げ感も良好で、現在は安定して稼働しています。
裏蓋内側にはStoryWatch整備日スタンプを押印。
次の持ち主へ受け継がれていく時計として、整備履歴の目印を残しています。
■ タイムグラファー測定結果
【測定条件】
・平置き測定
・振動数 18,000振動設定
【測定結果】
・日差:+10秒/日
・振角:213°
・ビートエラー:0.4ms
■ 測定結果に対する所見
製造から約60年を迎える手巻き時計としては非常に良好な数値です。
日差は+10秒/日と安定しており、ビートエラーも0.4msに収まっています。
振角も213°を確保しており、日常使用に十分なコンディションを維持しています。
なお、姿勢差やゼンマイ残量により日差は変動します。
現代の高精度時計と同等の精度を保証するものではありませんが、ヴィンテージ機としては安心して楽しめる状態です。
時を超えて、もう一度選ばれる一本です。
【ご購入前に】
本個体は製造から長い年月を経たヴィンテージ時計です。
外装には小傷や経年変化が見られ、内部についても現行品のような均一な精度や状態を前提としたものではありません。
現在は動作確認および測定を行い、実用可能な状態を確認しておりますが、
日差や精度、持続時間などは使用環境や姿勢差により変化する可能性があります。
また、防水性能については保証しておりません。
日常使用においても、水濡れには十分ご注意ください。
本商品は、現代の工業製品とは異なる「時間を経た個体」であることをご理解のうえ、
その特性も含めてお楽しみいただける方へお届けできれば幸いです。
