【1977年8月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-8010/自動巻き 白銀文字盤/新印/オリジナルブレス |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、まだ手を加えていない状態で保管されています。
1977年8月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-8010。
自動巻きの一本で、白銀の文字盤にバーインデックスを配した、当時のスタンダードでありながら完成度の高いデザインです。
ラウンドケースは程よく厚みを持ち、日常使いと実用性を意識したバランスに仕上げられています。
6時位置の「21 JEWELS」表記や、整ったインデックス配置からはACTUSらしい機能美が感じられ、新印のディテールも含めて、量産期の中でも安定した品質を備えた個体であることがうかがえます。
オリジナルブレスが付属している点も、この個体の時代性をそのまま残す要素のひとつです。
現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。
仕入れ時のコンディションをそのまま確認できる状態を保つことで、内部の素性や経年変化を見極めることができる個体として位置付けています。
購入後の整備を前提としつつ、この時計が辿ってきた時間をそのまま受け取る選択肢も含めて提示しています。
ムーブメントにはCal.7019Aが搭載されており、外観上は大きな損傷は見られず、全体としては使用に伴う汚れや油の経年変化が感じられる状態です。
ローターや受け周辺には軽微なくすみが見られるものの、致命的なダメージは確認できません。動作自体は確認できており、テンプも規則的に振れている様子です。裏蓋内側には「E60 7C」および「56キ-9C」と読める手書きの記録が残されており、過去に整備や点検を受けながら使われてきた痕跡が見て取れます。
こうした記録は、この個体が時間を重ねながら受け継がれてきたことを静かに物語っています。
【測定結果】
・日差:+14秒/日
・振角:132°
・ビートエラー:3.3ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)
・稼働自体は確認できている状態
・振角が低く、エネルギー伝達の弱さが見受けられる
・ビートエラーも大きく、姿勢差や安定性に課題がある状態
・現時点では実用にはやや不安が残るコンディション
・油切れや潤滑不良、テンプ周りの調整ズレなどが影響している可能性
・整備を前提としたコンディションと判断している
今後については、現状のまま未整備個体として提示するか、オーバーホールを実施した上で販売個体へ移行するかを検討している段階です。
この状態だからこそ見える内部の素性や履歴も含めて価値と捉えるか、しっかりと整備を施した安心感を優先するか、その選択も含めてこの個体の在り方だと考えています。
StoryWatchとしては、状態を正直に開示したうえで、それぞれの判断に委ねられる形を大切にしています。
整備という工程をこれから迎える、その手前にある時間を宿した一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、41,800〜46,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
