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【1972年3月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7080/自動巻き 銀文字盤/オリジナルブレス |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、まだ手を加えていない状態で保管されています。

1972年3月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7080。
自動巻きの一本で、放射仕上げの銀文字盤にシンプルなバーインデックスを組み合わせた、端正で落ち着いた印象のデザインです。
ラウンドケースながら、やや張り出したラグ形状に特徴があり、当時のACTUSらしい実用性と個性のバランスが感じられます。
デイデイト表示は英語表記で、視認性と日常使いの利便性を備えた仕様です。
全体としては派手さを抑えつつも、1970年代初頭の量産機らしい完成度の高さと安定感を備えた個体です。

現在このモデルは、あえて整備を行っていない状態でご紹介しています。
仕入れ時のコンディションをそのまま保つことで、内部の状態やこれまでの使用履歴を素直に読み取ることができる個体として位置付けています。
整備を前提としながらも、この時計が辿ってきた時間をそのまま引き継ぐ選択肢を残しています。

ムーブメントにはCal.7019Aが搭載されており、外観上は大きな損傷は見られず、ローターや受けの表面には経年に伴うくすみや軽度の汚れが確認できますが、全体としては形を保った状態です。動作は確認できており、テンプも振れている様子です。
裏蓋内側には「20.8-13 SHホ?」と読める手書きの記録が残されており、過去の整備または点検の履歴である可能性が考えられます。
明確な内容の判読は難しいものの、人の手が入ってきた形跡として、この個体の歩みを感じさせる要素となっています。

【測定結果】
・日差:+16秒/日
・振角:334°
・ビートエラー:4.0ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)

・稼働自体は確認できている状態
・振角は高く、動力はしっかり伝達されている印象
・一方でビートエラーが大きく、姿勢差や精度の安定性には課題が残る
・現時点では実用可能な範囲にも見えるが、長期的な安定性には不安がある状態
・テンプの芯出しやアンクル周りの調整、油の状態などが影響している可能性
・整備を前提としたコンディションと判断している

今後については、このまま未整備個体として提示するか、オーバーホールおよび精度調整を行った上で販売個体へ移行するかを検討しています。
振角の数値からはポテンシャルの高さも感じられる一方で、ビートエラーの大きさからは調整の必要性も見て取れる個体です。
どの段階で完成とするか、その判断も含めて、この時計の価値の一部であると考えています。

これから整備によって本来の姿へと導かれていく、その余白を残した一本です。

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