【1978年2月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7060/自動巻き 銀文字盤/新印 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
1978年2月製、SEIKO 5 ACTUS 7019-7060。
自動巻きムーブメントCal.7019Aを搭載した、後期型ACTUSの一本です。
放射仕上げの銀文字盤に「SEIKO ACTUS」の新印ロゴ。
バーインデックスと直線的なケースラインが、1970年代後半らしい機能美を静かに物語ります。派手さではなく、日常に溶け込む実用性を追求した設計思想。
その堅実さこそがACTUSらしさでもあります。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
現状では秒針にぐらつきが見られ、テンプはわずかに揺れるものの自走には至っていません。
安定した稼働が確認できないため、整備前提の個体と判断しています。
ムーブメントは自動巻きCal.7019A。
ローターや受け周辺には経年相応の擦れが見られます。
裏蓋内側には使用に伴うくもりと経年変化が確認できますが、刻印は視認可能な状態です。
内部には過去に人の手が入った形跡も感じられ、長い時間の中で使われ、整備され、受け継がれてきた個体であることが伝わってきます。
【測定結果】
・日差:測定不可
・振角:測定不可
・ビートエラー:測定不可
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)
測定不可の理由は、自走に至らずビートが安定しないためです。タイムグラファー上で継続的な数値取得ができる状態ではありません。
▶︎所見
・完全な稼働状態ではない
・テンプはわずかに反応するが持続しない
・秒針のぐらつきが確認できる
・現時点で販売可能な状態ではない
・油切れ、輪列抵抗、脱進機周辺、テンプ周辺の不具合などが想定されるが断定はしない
今後は分解洗浄を前提に、輪列・脱進機・テンプの状態を確認します。
秒針の取り付け状態も含め、基本構造から見直す予定です。
ACTUSは量産機でありながら調整幅のあるムーブメントです。
本来のリズムを取り戻せる可能性は十分にあると感じています。
いまはまだ静かな状態ですが、きちんと整えた上で世に送り出したい一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
