【1965年1月製】SEIKO Champion 860 7622-8970/手巻き 銀縁角点銀文字盤/薄タツノ |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
1965年1月に製造された、SEIKO Champion Calendar 860。
型番は7622-8970、手巻き式のモデルです。
銀縁に角点インデックスを配したシルバーダイヤルは、当時のチャンピオンらしい端正で静かな佇まいを持っています。
ケースはラウンド形状で、薄型ケースに薄く痕跡が確認できるタツノオトシゴ裏蓋を備えた構成。
派手さはありませんが、実用機として磨き上げられてきた系譜を感じさせる一本です。
現在このモデルは、オーバーホールおよび最終精度確認のため整備中です。
現時点でも安定した稼働は確認できていますが、販売を前提とした最終整備として、内部点検と調整を行う判断としています。
ムーブメントはSEIKOSHA表記の17石手巻き。
地板や歯車周りには大きな汚れや破損は見られず、過度な摩耗の印象もありません。
動作は確認できており、巻き上げ・運針ともに反応しています。
裏蓋内側には「SS 7622-8970 JAPAN」の刻印が確認でき、過去に日常使いされながらも大切に扱われてきたことが伝わる状態です。
長い年月の中で、人の手を経て受け継がれてきた個体だと感じられます。
【測定結果】
・日差:−8秒/日
・振角:126°
・ビートエラー:4.0ms
・振動数:18,000振動/時(Cal.860 手巻き)
【測定結果に対する所見】
・稼働自体は確認できており、測定値も取得できています
・日差は比較的穏やかですが、振角は低めで安定性には余地があります
・現段階でも動作確認用としては問題ありませんが、販売状態としては最終調整が必要と判断しています
・油量や脱進機周辺の状態、テンプ周りの調整によって改善が見込める数値と見ています
今後はオーバーホールおよび最終調整を行ったうえで、販売を予定しています。
現状でも魅力は十分に感じられる個体ですが、StoryWatchとしては、安心して日常に迎えてもらえる状態に整えてから世に送り出したいと考えています。
本来の調子を整えてから紹介したい、そんな一本です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、49,800〜69,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
