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【1971年11月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7070/自動巻き 焼銅文字盤/ |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。

この個体は、1971年11月製の SEIKO 5 ACTUS、型番7019-7070。
自動巻きムーブメントを搭載した一本で、焼銅調の文字盤が印象的なラウンドケースのモデルです。
ACTUSらしい実用性を軸にしながらも、この年代特有の落ち着いた色味と、経年によって深みを増したダイヤル表情が、この個体ならではの魅力になっています。
華美ではありませんが、日常の中で静かに存在感を放つ、そんなACTUSらしさを感じさせます。

現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
理由としては、稼働は確認できているものの、リューズに不良があり、プッシュ操作による曜日のクイックチェンジが行えない状態であるためです。
また、動作自体もやや不安定な挙動が見られるため、内部状態を含めた点検と調整が必要と判断しています。

ムーブメントはCal.7019A。裏蓋を開けた内部からは、大きな腐食や致命的な損傷は確認されず、使われながらもこれまで維持されてきた個体であることがうかがえます。
ケース内部や裏蓋内側には、はっきりと判読できる刻印や記録は見られませんが、過去に人の手が入り、調整や整備を受けながら今日まで残ってきた流れを感じさせる状態です。

【測定結果】
・日差:約−962秒/日
・振角:約214°
・ビートエラー:0.0ms
・振動数:21,600振動(Cal.7019A)

測定自体は可能で、数値も安定して表示されましたが、日差は大きく、実使用に適した状態とは言えません。

【所見】
・不安定ながらも稼働は確認できている
・ビートエラーは良好だが、日差が大きく調整域を超えている
・現時点では販売できる状態ではない
・油切れや内部抵抗、テンプ周りの調整不足が影響している可能性
・リューズ不良およびカレンダー機構の修正が必要

今後は、ムーブメントのオーバーホールに加え、リューズおよび曜日送り機構の状態確認と修正を行ったうえで、改めて精度を整えていく予定です。現段階では、整備が完了するまで販売は行わず、状態を見極めながら一工程ずつ進めていく判断としています。

いまはまだ途中ですが、本来のリズムを取り戻してから世に送り出したい一本です。

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