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【1966年12月製】SEIKO Sportsman Export 6602-9981/手巻き 薄金文字盤/タツノ/還暦 |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。

この個体は、1966年12月製の SEIKO Sportsman Export 6602-9981。
手巻き式ムーブメントを搭載した、当時の輸出仕様スポーツマンです。
薄くやさしい金味を帯びた文字盤は、強い主張をせず、時間とともに静かに表情を深めてきた一本。
バーインデックスと端正なケースラインが、1960年代セイコーらしい実直な佇まいを伝えてくれます。
いわゆる「還暦世代」の節目にふさわしい、落ち着きと品を備えた個体です。

現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
ただし本個体については、分解整備が必須というよりも、現状を正しく見極めたうえで次の工程を判断している段階にあります。

ムーブメントは Cal.6602(17石)。
受け板や歯車周りに過度な摩耗は見られず、清潔感も保たれています。
裏蓋内には 「JAPAN F」 の刻印が確認でき、輸出モデルとして組まれた個体であることが分かります。
長い年月の中で人の手が入り、使われ、守られてきた痕跡はありますが、雑な扱いを受けてきた印象はありません。

【測定結果】
・日差:+約110秒/日
・振角:測定不可(振りはあるが安定値に至らず)
・ビートエラー:測定不可
・振動数:18,000振動/時(Cal.6602)

▶︎ 測定結果からの所見
・手巻きによる稼働は安定して確認できている
・極端な停止や失速は見られない
・数値上は調整余地があるものの、致命的な不具合を示す挙動ではない
・油量や姿勢差の影響が、現在の数値に反映されている可能性が高い
・**現時点でも実用稼働は可能な状態**

今後については、フルオーバーホールに進む前に、外装および風防の表面美化を優先し、そのうえで販売に移行する判断も十分に成り立つ個体と考えています。
ムーブメントの状態を踏まえると、「整備で蘇らせる一本」というより、“整えて送り出す”段階にあるスポーツマンという位置づけが妥当です。

時間をかけすぎず、しかし手を抜かず。
この時計が持つ雰囲気を損なわない形で仕上げる価値がある、そんな一本です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜39,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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