【1969年9月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-7000/自動巻き 正四角形銀文字盤/「999991」 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
この一本は、1969年9月製・SEIKO 5 ACTUS(7019-7000)。
特徴的なのは、正四角形(スクエア)ケースという非常に珍しいデザインと、
シリアル「999991」――6桁すべてが並ぶ連番個体である点です。
ACTUSらしいシャープさを残しつつ、角の立ったケースフォルムは当時としても挑戦的。
実物を見ると、ラウンドケースとはまったく違う存在感があります。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
裏蓋内側には、
*「S61.10.KG」
*さらに古い赤スタンプで 「白崎 48.3.7 C」
という過去のオーバーホール記録が確認でき、
この時計が確かに「使われ、整備され、受け継がれてきた個体」であることを物語っています。
現在は稼働するものの、測定が安定せず、
「このまま販売するより、もう一度きちんと整備してあげたい」
そう感じさせてくれる状態です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
【測定結果】
*日差:測定不可
*振角:測定不可
*ビート数:21,600振動(Cal.7019A)
稼働は確認できるものの、停止と再開を繰り返す挙動が見られ、タイムグラファー上で安定した数値を取得できない状態です。
▶︎ 測定についての所見
*自動巻きでの立ち上がりは確認できています
*しかし測定中に断続的な停止が発生し、継続したビートが維持できません
*現状では「可動品」ではあるものの、精度評価を行う段階には至っていないと判断しています
*油切れ、もしくは脱進機・テンプ周りの抵抗増加が疑われます
数値だけを追えば、今すぐ手放す選択もできます。
それでもあえて“整備中”とするのは、
この個体の背景と造形が、それに値すると判断したからです。
StoryWatchとして、
この一本が本来持っているリズムを取り戻した状態で世に送り出したい。
そんな想いで、次の工程へ進める予定です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜34,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
