1/3

【1972年12月製】SEIKO 5 ACTUS 7019-5010/自動巻き TV緑文字盤/オリジナルブレス |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
深みのあるグリーンが光の角度で表情を変える、70年代アクタスの中でも人気のTVケースシリーズ。

ケースデザインの存在感はこの年代のセイコーでも独特で、70’sらしいレトロフューチャー感が色濃く残ります。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。

タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
 
【測定について】
タイムグラファーでの計測を開始すると、数秒〜十数秒ごとに停止と再始動を繰り返す挙動 を確認しました。

振動数 21,600 を認識しているにもかかわらず、グラフは波形として成立せず、
Rate(歩度)・Amplitude(振り角)・Beat error(片振り)いずれも数値が定まらず測定不能(0表示) となりました。
 
この症状は、以下の状態でよく見られます
▶︎ 主ゼンマイの供給トルクが極端に不足
巻き上げ力が安定せず、テンプが持続的に回転できない。
▶︎ 油切れによる輪列抵抗の過大化
乾いた古いオイルがブレーキとなり、一定周期で失速→停止→再始動を繰り返す。
▶︎ ガンギ周辺の汚れ・摩耗
ガンギ車/アンクルの噛み合わせがわずかに乱れ、テンポを保てず息継ぎのような挙動に。
▶︎ 古い7019ムーブ特有の「停止しつつ動く」状態
7019はトルク低下が生じると、完全停止より先にこのような「止まりそうで止まらない」症状が出ることが多い。

【判断】
“動いてはいるが、規則的な計測が成立しない” という、典型的な 要オーバーホール個体。

ただし、完全停止ではなく 再始動を繰り返すだけの余力は残っている ため、
内部の清掃と給油、輪列の点検で復活する可能性は十分あります。
特に TVケース(7019-5010)は構造的に湿気を巻き込みやすく、
外装がきれいでも内部油膜は枯れきっているケースが多い のが特徴です。

今回の個体もまさに “その典型” と言えるでしょう。

【この個体について】
今回の個体は外装の雰囲気こそ良好ですが、測定結果から見る限り
現状では実用精度を出せないコンディション にあります。
しかし、ムーブメント自体は7019らしくシンプル&タフ。

輪列の洗浄・油差し・主ゼンマイ点検で復活の余地が大いにあります。
「復活させたくなる魅力」
まさにそれを感じる一本です。
整備後、このTVグリーンの放つ存在感は唯一無二。

 
StoryWatchのラインナップの中でも “絵になる一本” として輝くことでしょう。

【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、41,800〜46,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

Currently international shipping unavailable

¥999,999

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品