【1972年10月製】KING SEIKO King Seiko 4502-7001/手巻き 銀文字盤 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
キングセイコーの中でも、とりわけ“手巻き4502”は特別な存在です。
整備前の段階であっても、ムーブメントの佇まいに“格”がある。
今日はあえて断言します。
この4502-7001は、必ず美しく仕上がります。
そして「45KSを手にする喜び」を次の持ち主へつなぐ一本になります。
整備が完了したとき、また改めてご報告します。
どうぞ楽しみにお待ちください。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
裏蓋には「4・3(整備痕)」の記載が残るのみで、詳細は不明。
しかしムーブメントのネジ周辺の状態から、丁寧に触られてきた形跡があることが伺えます。
風防が曇り、本来の美しさを隠してしまっています。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
■ 測定結果(姿勢:水平・ケース装着)
● Rate(日差):計測不可(数値が安定せず測定値表示に至らず)
● Amplitude(振り角):計測不可
● Beat Error(ビートエラー):計測不可
● Lift Angle:50°(4502A基準)
● Beat Rate:28,800 A/h(ハイビート)
▶︎ 測定から読み取れるストーリー
45KSは高精度を追求した名機で、本来であればハイビートらしい細かな反応を示します。
しかし今回の個体は・・・
*テンプの動きは肉眼では確認できるが、計測に耐える一定リズムに達していない
*油膜の劣化(乾き・粘り) が最も疑わしい
*香箱(ゼンマイ)のトルク伝達が弱くなっている可能性
*ヒゲゼンマイの軽い絡みや、テン輪周辺の抵抗
こうした“45系でありがちな経年の疲れ”を、まさにそのまま映し出しています。
つまり、未整備のまま長期保管されていた45KSの典型的症状。
逆に言えば、
ここからオーバーホールでの復活余地は非常に大きい。
45KSは分解・注油・清掃で劇的に蘇るケースが多く、「生き返る瞬間」が最も美しいムーブメントとも言われます。
▶︎ 今後の整備ポイント
StoryWatchとしては、以下を重点確認して整備に入ります
*ゼンマイの状態チェック(要交換の可能性あり)
*香箱芯の摩耗チェック
*輪列のスムーズさ
*アンクル石・ガンギ車の接触状態
*ヒゲゼンマイの偏心検査
*風防の新品交換または研磨による透明度の復元
* ケースの軽研磨(オリジナルラインを損なわない範囲で)
これらを終えたのち、最後に計測を再実施し、45系らしい
「-5〜+10秒/day前後の安定感」 を目標に仕上げます。
■ この個体について
4502Aの地板・受け・輪列の輝きはまだ十分に生きています。
ここを丁寧に整えていくと、間違いなく “あの45KSらしい研ぎ澄まされた顔つき” が戻ってきます。
■ StoryWatch管理人より
キングセイコーの中でも、とりわけ“手巻き4502”は特別な存在です。
この4502-7001は、必ず美しく仕上がります。
そして「45KSを手にする喜び」を次の持ち主へつなぐ一本になります。
整備が完了したとき、また改めてご報告します。
どうぞ楽しみにお待ちください。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、118,000〜158,000円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
