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【1967年5月製】SEIKO Sportsman Export 6602-9981/手巻き 金銀文字盤 |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
Sportsman Export(輸出仕様) は国内向けとは少し異なる顔を持ち、
市場でも遭遇率が高いとは言えないシリーズ。

中で「金×銀」の独特なツートーン文字盤はとくに魅力的で、
光の角度で豊かな表情を見せてくれます。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。

搭載ムーブメント:Cal.6602B(17石)
【測定結果】
日差:+26秒/日
振り角
:225°
ビートエラー:1.3ms
(18,000振動)

▶︎ 測定から読み取れるストーリー
まず感じるのは、外装とムーブメントの“逆転した印象”。
ケースやベゼルは、これまでの長い年月で磨かれ過ぎた形跡があり
本来のエッジは丸くなり、金色メッキにも経年の痕跡が刻まれています。

「外見は戦い抜いてきた歴史そのもの」。
しかし裏蓋を開いた瞬間、空気が変わります。

Cal.6602Bが驚くほど美しい。
プレートの輝き、ネジの状態、地板に残る規則正しい仕上げ──
まるで“外装の経年をかばうように”、内部だけは静かに守られてきた個体。

測定値もその印象を裏付けます。
振り角225° は未整備の個体としては十分に高く、
ゼンマイの力が輪列へしっかり伝わっている証拠。
ビートエラー1.3ms は調整余地を残しつつも、
致命的なズレではなく“整備で整う範囲”。
+26秒/日 という誤差は、
眠っていた手巻き機が久しぶりに息を吹き返したときの典型的な数字で、
コンディションの「素直さ」を感じます。
つまり、外観からは想像できないほど
ムーブメントは 再生の伸びしろが大きい素材 ということ。
今回の個体は外装こそ年相応ですが、
内部に宿る生命力はむしろ“若い”。

このギャップこそ、ビンテージの醍醐味です。
風防交換・ケースクリーニング・可動部調整……
これらを進めることで、
1967年に生まれた時の“爽やかさ”を取り戻す可能性を大いに秘めた一本。
きっと整備後には
“外装の歴史 × 内部の若さ”という独特の魅力を備えた
ストーリー性の高い時計として蘇ります。

再び時を刻む準備を始めた、
楽しみな素材感あふれる一本です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜39,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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