【1965年1月製】SEIKO Sportsman Calendar EGP/882990/手巻き 金白文字盤/カレンダー |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
初期のスポーツマン・カレンダーらしい端正な金白ダイヤルに、細身のバーインデックスと金色の針がよく映える一本。
ケースコンディションも年式を考えると上々で、「あとひと息で実用復帰」という印象の個体です。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
【測定結果】
(タイムグラファー:Beat Rate 18,000 bph / Lift Angle 52° / 測定30秒)
* 日差:-382秒/日
* 振り角:108°
* ビートエラー:0.8 ms
【管理人視点での考察】
▶︎ 日差 -6分強/日と大きく遅れており、このままでは実用レベルには届かない数値。
▶︎ 振り角 108° はかなり低く、油切れやゼンマイ出力低下など、長期放置によるパワーロスが色濃い状態。
▶︎ 一方で BE 0.8 ms は優秀で、テンプとヒゲの幾何バランス自体はまだ素直に保たれていると推測できる。
▶︎ ムーブメント写真からも致命的なサビや欠損は見られず、「フルOH+注油+歩度調整」でどこまで戻るかが楽しみな一本。
【この個体について】
ダイヤルはうっすらとした点状エイジングこそあるものの、艶感とレタリングはしっかり残っており、針・インデックスのゴールドトーンも十分な輝きを保っています。
機械的には、今は「深く眠っている」状態ですが、数値を見る限りまだ十分に再生可能なコンディション。
しっかりと分解洗浄と注油を施し、必要であればゼンマイ交換や歩度調整を行ったうえで、日差・振り角ともに実用範囲へ引き上げてから販売ラインナップにお迎えしたいと考えています。
“昭和40年生まれのスポーツマン・カレンダー”として、次のオーナーの腕で再び日常の時間を刻んでもらうための整備候補個体です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜39,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
