【1966年1月製】SEIKO Sportsman Export 6602-7030/手巻き 銀文字盤/タツノ/還暦 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
50年以上前の“還暦個体”でありながら、
現在も力強く時を刻もうとする姿が美しい一本。
測定では整備推奨ながら、ムーブメントはまだしっかりと生きており、
適切なメンテナンスで復活の余地が十分あります。
これから新しい持ち主へ引き継ぐ準備を進めていきます。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
■測定条件
・Beat Rate:18,000 bph
・姿勢:6時下
・完全巻き上げ後、測定開始から約5分間観察
・Timegrapher:MULTIFUNCTION TIME GRAPHER
■測定結果
* 日差:+17秒/日
* 振り角(Amplitude):223°
* ビートエラー:1.5 ms
* 波形:やや乱れはあるものの一定のリズムを維持
▶︎解析コメント
1960年代前半の手巻きムーブメント(Cal.6602系)は、
使用環境・個体差により状態のバラつきが出やすい傾向があります。
この個体は
✔ +17秒と良好な範囲に収まる日差
✔ 200°台前半の振り角は“要整備域”ながらも安定した拍動
✔ ビートエラー 1.5msは調整余地ありという“年相応に頑張る健気さ”が感じられる測定結果でした。
特に振り角の落ち込みは、
・油切れ
・テンプ軸の摩耗
・ゼンマイの張力低下
といった、60年級個体によく見られる典型的な症状で、
適切な整備で再び元気な鼓動を取り戻せる可能性が高い状態です。
※文字盤の雰囲気が非常にクラシックで、
Export仕様ならではの“やや控えめな上質感”が素晴らしい一本。
■裏蓋メモの考察
記載:「7 1426」(赤ペン)
時計店・修理業者が残す
「簡易的な整備記録」または「納品番号」の一種と考えられます。
一般的には
* 月+作業番号
* 修理受付番号
* テスト完了日コード
などが多いため、今回の書き込みもその範疇と判断できます。
“歴代のオーナーに大切に扱われてきた痕跡”として内部記録に残しておく価値はあります。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、29,800〜39,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
