【1962年3月製】SEIKO Champion EGP20/J15009/手巻き 縦筋薄金文字盤/裏刻印2360149 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
縦に走る細かな筋目が美しい、初期Champion特有の“端正な薄金ダイヤル”。
60年以上前のモデルでありながら、文字盤の気品は今なお失われていません。
この年代ならではの細く繊細なバーインデックスと金針が、光を柔らかく反射し、
“静かな高級感”を纏った一本です。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
【現状の測定結果】
Beat Rate:18,000 bph に設定/ゼンマイ手巻き後・6時位置で5分測定
・日差:+6 s/d
・振り角:148°
・ビートエラー:0.2 ms
・計測線:やや揺らぎはあるが、全体として安定した波形を維持
全体的に穏やかで落ち着いた鼓動を刻んでいます。
振り角は低めですが、古い油と摩耗が蓄積しているこの年代としては“許容範囲の健闘”。
ビートエラーが非常に小さいのは、基礎バランスの良さを示しています。
▶︎ 管理人視点での考察
* この年代のChampionとしては 驚くほど素直な計測結果
* 振り角は低めだが、テンプのセンターがきれいに出ているため再生しやすい個体
* 長期間の未整備による“乾いた鼓動”が感じられるものの、致命傷は見られない
* 分解・洗浄・注油のみでコンディションが劇的に改善する可能性が高い
* 文字盤の縦筋仕上げが非常に美しく、整備後の化ける余地が大きい一本
【この個体について】
このChampionは、単なる“練習素材”で終わらせるには惜しい時計です。
測定値が示す通り、ムーブメントの基礎体力がまだしっかり残っており、
あなたの手での整備を経て “安心して毎日使える60年代ウォッチ” に蘇る未来が見えています。
視認性、デザイン、薄さ。
どれを取ってもChampionの魅力が素直に詰まっており、
整備完了後は間違いなく誰かの相棒になれる一本です。
“技術を磨きながら未来のオーナーへ橋渡しする”
まさにStoryWatchらしい時計と言えるでしょう。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、44,800〜59,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
