【1972年3月製】KING SEIKO VANAC 5246-6030/自動巻き カット緑文字盤/オリジナルブレス |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
1972年3月製、キングセイコー・ヴァナック(5246-6030)。
カットガラス × 深緑グラデーション文字盤という、ヴァナックらしい“舞台照明のような輝き”を持つ一本です。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
【測定結果(姿勢:水平・ケース装着)】
今回は リューズ固着により実針は不動 ですが、
ムーブメント単体はローターの揺れでしっかりと生存を確認。
ただし、タイムグラファーでは 振動の読み取りが安定せず、数値化不可 という状態でした。
このモデルが本来持つ 28,800振動の高速ビートにもかかわらず、
現在は 振幅・日差・ビートエラーともに表示が得られない ことから、
内部オイルの劣化、摩耗、汚れ、もしくは輪列の抵抗増大
▶︎ 分析メモ
*リューズ固着により手巻き不可・時刻合わせ不可。
*それでもローターの動力でテンプが動いているため、ムーブメント自体は生存している状態。
*計測不能は、油切れ・摩耗・汚れ・テンション低下いずれかの複合と推測。
* 裏蓋内の「前谷一孝」の刻印は研磨にて除去予定。
*外装(ガラス/ケース)も経年ダメージが目立つため、美観の再生余地は非常に大きい。
【この個体について】
いまは眠っていますが、
自動巻きローターだけで命をつないでいる姿には確かな可能性がある。
そんな印象を受けました。
リューズの固着を解き、輪列の洗浄と注油を行い、
本来のハイビート × 特殊カットガラスの世界観がよみがえった瞬間、
“ヴァナックは美しい時計だ”と必ず再認識できる仕上がりになるでしょう。
StoryWatchで責任を持って再生し
あの日の光をもう一度取り戻させる予定です。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、118,000〜148,000円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
