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【1967年5月製】KING SEIKO King Seiko 4402-8000/手巻き 金白文字盤 |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
金白文字盤の柔らかい品格、ケースの輝き、針のゴールドトーンの気品。
外観だけを見れば、まさに 1960年代キングセイコーの美学 がきれいに残っている一本。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。

タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
搭載ムーブメント:Cal.4402A(25石)
 
【測定結果】
日差:+106秒/日

振り角:153°

ビートエラー:3.0ms
(18,000振動)

▶︎ 測定から読み取れるストーリー
まず、この4402Aというムーブメントは、手巻きキングセイコーの中でも完成度の高い名機。

本来ならビシッと直線的なガンマ線のような測定波形を描き、精度も追い込める強い“地力”を持っています。
 
しかし今回の個体は…
*振り角153° → 明確なパワーロス状態
 油切れ・摩耗・汚れが複合している典型的な数値。
 “長期未整備”のサインがはっきり出ています。
*ビートエラー 3.0ms → アンバランスが大きい状態
 
本来の4402なら1.0ms以内に収まることが多いため、ここまで大きいのは
 
・ヒゲゼンマイの偏り
 
・受け石やブリッジのわずかなズレ
 
などがある可能性が高いです。
* +106秒/日 → 精度は崩れ、規則性を失っている状態
ローターを持たない手巻き4402でも、普段ならまだ“整う余地”を感じる波形を出しますが、
 
今回は波形が乱れ、直線が揃いません。
 
▶︎ 外観は美しいが、内部は「深めの眠り」に落ちていた個体。

まさにヴィンテージではよくある“見た目ではわからない真実”が測定で露わになりました。
 
測定と操作感(時間合わせの難しさ)から判断すると、
*リューズ周辺の機構(巻真・キツケ・ツヅミ車)に不調あり
*ムーブメント全体に経年劣化が蓄積
*“要OH”ではなく“要フルリフレッシュ”に近いレベル
という、“本気の再生”が必要な状態です。
 
しかし
4402Aは、手を入れれば見違えるように甦るムーブメント。
丁寧な分解洗浄、注油、パーツチェック、調整を施すことで、
本来のキングセイコーらしい「静かで強い鼓動」を取り戻すポテンシャルが十分にあります。
 
美しさだけで判断できない、まさにヴィンテージ時計の深みそのものを感じさせる一本。

今は眠っていますが、
再調整によって再び“王の名”に相応しい精度を取り戻す可能性を秘めた素材です。
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、118,000〜158,000円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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