【1972年1月製】SEIKO 5 ACTUS 6106-5470/自動巻き 縦長四角黄緑文字盤 /オリジナルブレス |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
この 6106-5470 は、アクタスの中でも異彩を放つ縦長フォルムとユニークなカラーリングが特徴で、
「置いてあるだけで絵になる」ほど存在感の強いモデルです。
*スクエアケース × ラグ形状のデザイン性
*光の角度で発色が変わるイエローグリーン系ダイヤル
*1970年代初期らしい攻めた配色と書体
*6106系ムーブメント搭載(ハックなし)
市場でも球数が少なく、状態が良い個体はすでに枯れ始めているジャンル。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
【測定結果】
* 日差:−94秒/日
* 振り角(Amplitude):154°
* ビートエラー(BE):0.0ms
* テンプの安定性:波形は乱れが目立ち、不安定な稼働
▶︎ 分析・考察
この個体は 1972年・初期アクタスの中でも、特に個性の強い縦長スクエアケースを採用した希少な派生デザイン。
黄緑がかった独特のダイヤルカラーは、この年代のSeikoでもかなり冒険的で、ヴィンテージの魅力が凝縮された一本です。
ただし、測定結果を見るとムーブメント内部のコンディションは全体的に疲れている印象です。
▷ 日差 −94秒/日
明確に遅れが大きく、油切れ・摩耗・長期未整備 のいずれか、または複合的な要因が考えられます。
▷ 振り角 154°
この数値は分解清掃前のヴィンテージとしてもかなり低め。
香箱周りの抵抗、テンプ軸の摩耗、古い油による粘りなどが疑われます。
▷ ビートエラー 0.0ms
ここは非常に優秀。
テンプとアンクルの関係性はまだ健在で、
「整備すれば一気に生き返るポテンシャルを残した個体」 と言えるのがポイント。
▷ 針のブレ・波形
波形が荒れ気味なのは内部摩耗・油の粘性変化・ローターの抵抗など、この年代の未整備機によく見られる症状です。
今回の個体は 外観の魅力は十分に健在で、ムーブメントは「整備して育てて楽しむタイプ」 の一本です。
振り角や日差の状態を見る限り、オーバーホールでの改善余地が非常に大きいコンディション。
ビートエラーがゼロという強みもあり、再生した姿は間違いなく魅力的になります。
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、41,800〜46,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。
