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【1969年3月製】SEIKO 5 SPORTS 6119-8310/自動巻き 黒文字盤 |未整備

¥999,999

残り1点

未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
こちらの一本は、1969年3月に製造された SEIKO 5 SPORTS(6119-8310)。

スポーツ5らしい立体的な黒文字盤と、秒を強調したミニッツトラックが印象的な一本で、当時の「アクティブで都会的」なデザインそのままに、非常に良好な外観を保っています。オリジナルブレスが残っている点も大きな魅力です。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。

裏蓋裏には 「N095.5」 のメンテナンスメモが残っており、過去に一度何らかの調整や分解歴があった可能性があります。
ただし詳細は不明で、長期使用に伴うコンディション変化が見られる部分もあります。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。

▶︎ Timegrapher測定
計測値:
+65 s/d|振幅 184°|BE 2.1 ms|21600振動
今回の測定から読み取れるポイントは以下の通りです。
① レート(+65秒/日)
やや大きめの進み傾向。

1960年代後半の 6119 系では、この年代のオリジナル個体だとこの付近の進み部分に落ち着くケースも多く、極端な異状値ではありません。

オーバーホールで十分改善が期待できる領域です。
② 振幅(184°)
現代基準では低めですが、6119の未整備個体ではよく見られる値。

油切れ・香箱トルク低下が主因で、分解掃除で 220〜250° 付近まで回復することが多い数字です。
③ ビートエラー(2.1 ms)
やや大きめ。

テンプ位置のズレが蓄積している状態で、これもオーバーホール時の調整で改善可能。

6119 の構造的に、BEが大きく出やすい固体と出にくい固体がありますが、この個体は「整備で整えてあげるべきタイプ」です。

▶︎ 6119系ムーブメントの“特徴的な癖”
StoryWatchの測定データ的に、6119には以下の傾向があります:
*振幅が下がりやすい(摩耗より油切れ影響が大きい)
*BEが大きく出る個体はそのまま居着きやすい
→ 調整すると見違えるように安定することも多い
*ローターの回転は強い(自動巻き効率は優秀)
* 日付の早送りは“プッシュ式”が基本だが故障しやすい



▶︎ この個体について
外観は磨きすぎの形跡がなく、文字盤・夜光の雰囲気も当時のままを残しており、黒文字盤のスポーツモデルとしてはかなり状態の良い部類。

オリジナルブレスが付属している点がコレクション価値を押し上げています。
ムーブメントは長期未整備の印象で、
「
動いているが、そろそろ眠らせてはいけないフェーズ」
に入っています。
 
整備後は、6119が本来持つ滑らかな秒針運針と、スポーツ5らしいタフな鼓動を取り戻す一本になるでしょう。 
 
【再生について】
StoryWatchでは、この個体が本来持っている雰囲気を大切にしながら、実用性と美観のバランスを見て整えていく予定です。
必要に応じて風防交換、外装クリーニング、点検、調整などを行い、日常の中で自然に楽しめる状態を目指します。
整備内容は、今後の確認によって変わる場合があります。
【想定価格帯】
予定販売価格は、35,800〜49,800円前後を想定しています。
【価格の考え方】
価格は、型番やシリーズとしての市場価値をベースに、現状の状態、整備内容、交換部品の有無、さらにフルオリジナル、純正ベルト・純正ブレス、箱札、レア文字盤といった要素も踏まえて見立てています。
【ご案内】
現時点では未整備のため、販売準備中の個体です。気になる一本として、まずはご覧いただけましたら嬉しいです。

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