【1969年5月製】SEIKO 5 SPORTS 6106-6040/自動巻き 橙針黒文字盤 |未整備
¥999,999
残り1点
未整備|この時計は、いま物語の途中にあります。
この「Seiko 5 Sports 6106-6040」は、1969年5月製造の一本。
現在このモデルは、オーバーホールおよび精度調整のため整備中です。
外観は荒々しいほどの傷を刻みながらも、なぜか目を離せない“渋み”が宿った個体です。
1960年代後半のスポーツラインらしい武骨な雰囲気と、オレンジ秒針のアクセントが絶妙な存在感を放ちます。
タイムグラファー測定において、下記の数値が確認されています。
ケースこそ年輪を語っていますが、裏蓋の内部に現れたムーブメント Cal.6106B(25石) は意外にも良好な状態。
古い油の固着痕は見られるものの、各輪列の動きは生きており、まさに“再生のしがいがある”一本といえます。
【測定結果】
(タイムグラファー:21600振動)
* 日差:-4 秒/日
* 振り角(Amplitude):159°
* ビートエラー:9.5 ms
▶︎管理人による分析メモ
* 停止せず計測が完了したこと自体が優秀。
外装の印象からは想像できない体力を残しています。
*振り角159°は長年メンテされていなかった個体としては“悪くない数値”。
*ただし ビートエラー 9.5ms は要調整レベル。
テンプ周りのクリーニングと姿勢感度の見直しで改善が見込めます。
*輪列の抵抗は小さく、オーバーホール後はしっかりとした精度を狙えるポテンシャルを感じます。
*外装の傷は“当時を生き抜いた証”として、この個体にしか出せない雰囲気を形成しています。
【この個体について】
1969年当時、“Seiko 5 Sports”は若者に向けたアクティブラインとして人気が爆発。
その中でも 6106-6040 は、黒文字盤+オレンジ秒針というスポーティなカラーリングが特徴で、
現代でもコレクターから高い評価を受けるモデルです。
外装こそ武骨ですが、内部はまだまだ蘇る力を残している一本。
むしろ、レストア後の劇的な変化が楽しみな個体といえます。
これから手を入れて仕上がっていく姿が、まさに StoryWatch の真骨頂です。
